2025年08月

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【4年ものと1年もの】

愛用しているのは、エムピウのミッレフォッリエ2・ネイビーとチェント2・オルテンシア。まだまだ時が経過することによる変化を続けている最中ではありますが、使い続けている今の様子をお伝えしてみます。

ミッレフォッリエ2のネイビーは、4年の歳月により表面がツルツルとした上品な光沢を増していました。もともと深いネイビーではありましたが、手の油分や汗などが日常的な動作の中で自然となじみ、使い続けることで色の濃度が上がり、黒に近い色合いになってきました。ミッレフォッリエ2は、小さな手帳カバーのようにも見える美しいボックス型で、角がはっきりとしたデザインが、洗練されていて魅力的です。そのデザインに惹かれて使い始めた持ち主ですが、現金も小銭もカードもたっぷり持ち歩きたい、型崩れを気にしながら用心して使うのが苦手という、よくいえばおおらかな性格。形は随分と変化し、ころんとした膨らみが出ていて、性格や生活が垣間見れるお財布に仕上がってきているようです。洗練された形のまま美しく使い続けられる人も、思いのままに使い自分だけの形になっていく人もそれぞれいらっしゃるのではないかと思います。毎日幾度となく開け閉めをしていてもギボシが留まる穴が裂けてしまいそうという心配や、縫製部分の綻びは感じられません。むしろ革が柔らかくなることで留め具との噛み合わせが良くなっているようで、これからもずっと使えそうです。

チェント2はオルテンシア。こちらも徐々にツヤが出てきて落ち着いた色に変化しつつあります。ところどころにキズは入ってきたものの、まだ1年ほどしか経過していないので、小さなキズはここから全体になじんでいくのだろうという変化の途中が感じられる状態です。自分の名刺も複数で、もらう名刺も多数。移動も多いためできるだけひとまとめにしておきたいと、ざっくり管理したい持ち主にはピッタリのようです。収納する名刺の枚数によって見た目の厚みは変わりますが、量が多いから革が伸びてしまうということはなく。量を減らせばコンパクトでスマートな名刺入れに戻ります。差し込むように蓋をするので、革の動きは多いですが、こちらも革の傷みや縫製の心配はなく、開け閉めの動作で柔らかくなり、より使いやすくなっています。

使えば使うほど、まるで持ち主本人を現すような形になり、愛着が増していくエムピウのミッレフォッリエ2とチェント2。上質なタンニンなめし革であることと職人が精巧に縫製していることにより、落ち着きのある色への変化やしだいに手になじんでいく過程を楽しめます。お金や名刺などの物を革が包み、それを手で包み込むという自らとの一体感のある作りを感じられると思います。ご検討中の方の参考になれば嬉しいです。

エムピウ ミッレフォッリエ2
https://www.shokunin.com/jp/mpiu/millefoglie2.html
エムピウ チェント2
https://www.shokunin.com/jp/mpiu/cento2.html

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【下鴨納涼古本まつり】

世界遺産である京都・下鴨神社の糺(ただす)の森で毎年開催される、「下鴨納涼古本まつり」へ行ってきました。森見登美彦原作のアニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』の舞台となったことで、ご存じの方も多いのでは。

糺の森の美しく爽やかな緑の中に、京都・大阪・兵庫などから20余りの古書店が集まり、文庫や雑誌から学術書、美術書、江戸時代の古書、映画パンフレット、ポスター、絵本まで約80万冊の古本が並ぶ光景には、心躍らずにはいられません。野外のため、突然の土砂降りも多い京都の夏、今年は雨で中止となった日もありました。私が足を運んだ日は、到着前にちょうど雨があがり、ムンムンとした湿気と熱気の中で、目を皿にして本棚の背表紙に目を通していきました。

本好きのおじさま方をはじめとし、学生らしき方やたまに観光客らしき方、各々が掘り出し物を求めて本探しに夢中になっている様子は、なんだか微笑ましいものでした。ここでしか味わえない、いかにも京都の夏、な催し。暑さでベタベタになりながら、くまなく一周し、出店でアイスコーヒーを買って水分チャージ。収穫もありました。小川のせせらぎに束の間の涼を感じ、この古本まつりの開催場所が下鴨神社であるということに、改めて喜びを感じました。

下鴨納涼古本まつりは今年で38回目。毎年お盆の時期に開催され、「五山送り火」と合わせて足を運ぶ方も多いかと思います。実は夏だけではなく、「京都古書研究会」によって岡崎みやこめっせ、下鴨神社、百万遍知恩寺にてそれぞれで開催される古本まつりが「京の三大古本まつり」と呼ばれています。次回の開催は、百万遍知恩寺での「秋の古本まつり」。古書店はもちろん、神社や鴨川など街の中にも自然が多い京都は、本と相性のいい土地だと感じます。夏は少しずつ終わりに近づいていますが、涼しくなった読書の秋も、今から待ちきれません。

糺の森
https://maps.app.goo.gl/AFkmHrAVU5Wu2r658
京都古書研究会
https://kyoto-koshoken.com/
ショールームのご案内
https://www.shokunin.com/jp/showroom/

参考資料
https://kyoto-koshoken.com/event/%E7%AC%AC38%E5%9B%9E%E3%80%80%E4%B8%8B%E9%B4%A8%E7%B4%8D%E6%B6%BC%E5%8F%A4%E6%9C%AC%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8A/
https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=4707

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【木のまな板】

木のまな板をお使いになったことはありますか?プロっぽくてかっこいい印象があり、すてきだと憧れつつも、お手入れが大変そうだなぁと、プラスチック製のまな板を選んでいる方も多いのではないでしょうか?かくいう私もその一人でしたが、久しぶりに実家の木のまな板を使った時に、切るたびに包丁が喜んでいるのが手に伝わってきて、感動したことを覚えています。

木のまな板、なかでもひのきのまな板は、木目の均一さと適度な柔らかさから、刃こぼれしにくく、切れ味が持続します。ひのきは耐久性が高く、水に強く、表面が汚れたらカンナやヤスリで取り除くことができるので、長期間使うことができます。また、天然の抗菌性があり、細菌の増殖を抑えるため、安心して使えるのも魅力です。

お手入れで大切なのは、使い終わったらすぐに洗い、風通しの良い場所で乾かすこと。まな板にシミができたときは、重曹やレモン汁を使うと取り除くことができるそうです。万が一まな板が反ってしまった場合も、濡れふきんで覆って一晩重しをしておくと平らに戻ることがあります。

東屋のまな板は、樹齢200年以上の良質な木曽ひのきの無垢材で作った一枚板。年輪が緻密で木に弾力があるため、刃当たりが良く、手入れをすれば長年ご使用いただけます。台所に立つたびに感じられる、心地よい手触りと木の香り。使うほどに愛着のわく木曽ひのきのまな板を、ぜひお使いになってみてください。

東屋 まな板 ※9/1に値上がりいたしますので、ぜひご検討くださいませ。
https://www.shokunin.com/jp/azmaya/manaita.html

参考資料
https://miyashita-wood.com/official-blog/ひのきのまな板使い方/