2025年07月

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【水谷橋公園】

銀座は奥野ビルの近くにある「水谷橋公園」。お気づきの方はどのくらいいらっしゃいますか?数年奥野ビルに通っていますが、私も気づいたのはつい最近のこと。それもそのはず、公園は屋上にあるのです。そして先日、初めて訪れてみました。

この建物は3階建てで、1階から3階までは保育園になっています。その屋上に“立体都市公園”として公共に開放された公園があるのです。“立体都市公園”とは、市公園法に認められた制度で、民間の商業施設や駐車場であっても、その屋上を公共の都市公園にしてもよいという制度です。そのことにより、都市公園の有効的な整備や土地の有効活用に役立っているそうです。渋谷のMIYASHITA PARKや横浜市の元町・中華街駅の駅舎上部空間と隣接するアメリカ山公園などもその一つになります。なるほど〜ですね。

こちらの水谷橋公園、建物入口には公園の案内板やトイレがあり、階段かエレベーターで屋上へ上がっていきます。恐る恐る乗る「奥野ビルのレトロなエレベーター」とは違って最新のガラス張りのエレベーターで開放感もあります。扉が開くとビルに囲まれていた地上とは打って変わって、青い空を見上げることができ、少しホッとする空間になっています。ウッドデッキやカウンター席などもいい感じで、一人でコーヒー持参で訪れるのも良さそうです。何より芝生エリアが広く、シダレザクラの木陰で夕涼みできるのも魅力的です。

銀座エリアには、デパ地下を含めておいしい食べ物がたくさんありますが、すぐに食べたい!子供と一緒に気を遣わずに休憩したい!人混みから逃れたい!というときなどにぜひ、奥野ビルと一緒に訪れてみてください。これから夏本番ですが、少しでも涼しい場所、日陰や木陰を利用しながら楽しみたいですね。

銀座ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/ginza.html
水谷橋公園
https://maps.app.goo.gl/BzNTNivdUKPES78s6

参考資料
https://nippon1000parks.blogspot.com/2024/01/35211000.html

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【銀座散歩 銀座ガス灯通り】

今から約150年ほど前の明治7年(1874年)、銀座通り沿いに85基のガス灯が灯りました。ガス灯は文明開花の象徴といわれ、これは東京におけるガス事業の始まりでもありました。公営で始まった東京のガス事業は、のちの社長・渋沢栄一の手腕によりおよそ10年後には民間会社「東京瓦斯会社」(現・東京ガス株式会社)となります。

銀座から築地一帯を焼失した明治5年(1872年)の銀座大火をきっかけに、明治新政府は開化対策のひとつとして銀座煉瓦街に着手しました。ロンドンやパリにならい、家屋を石造りにして火事で延焼しない街にするという計画のもと街づくりは行われ、当時としては画期的な27メートルの大通りを歩道と車道に分けて街路樹も植えられました。このころに流行った錦絵の街並みには色鮮やかなガス灯が描かれており、小説や映画の背景としても場面を盛り上げています。

時は過ぎ、のちの大正12年(1923年)には、残念ながらこの光景も関東大震災により被災してしまいます。現在、当時のものは残っていませんが、銀座通りの一本裏を“銀座ガス灯通り”と名付け、昭和60年(1985年)に東京ガス100周年を記念し復元されたものが、3丁目のブロックに4基設置されています。ガス燈を見上げていると見過ごしてしまいそうなその台座には、案内書のパネルも設置されていますので、銀座散歩の際にはぜひお足元にもご注目ください。

当店は銀座1丁目、歴史ある奥野ビルにショールームを設けてございます。奥野ビルは、銀座通り沿いのハリー・ウィンストンを目印に柳通りを進んだ先の、三原通りに面しています。205号室にて、皆さまのお立ち寄りをお待ちしております。

銀座ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/ginza.html

参考記事
https://www.tokyo-gas.co.jp/letter/2020/12/20201218.html
https://www.gasmuseum.jp/blog/2021/05/

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【冷と熱のコントラストと真夏のジャージャー麺】

先日のジャージャー麺(炸醤麺)の記事を読んでいたら、どうしても食べたくなってスーパーで豚のひき肉を買ってきました。肉味噌さえ仕込んでしまえば、あとは冷水でしっかり締めた麺にたっぷりのせるだけ。今回は中華麺ではなく、買ってあった乾麺のうどんを使うことにしました。麺を茹でている間に、千切りピーラーできゅうりを千切りにしておけば、トッピングの準備もすぐに整います。

実はこの、「冷たい麺にアツアツの肉味噌をのせる」スタイルは、北京式ジャージャー麺の伝統的な食べ方。冷たい野菜と熱い肉味噌の温度差が際立ち、食欲が落ちがちな真夏にも不思議と箸が進むのは、味覚や感覚の反応を巧みに利用した、非常に理にかなった一皿と言えるでしょう。

人の舌や脳は、同じ温度や食感のものが続くと、しだいに刺激を感じにくくなる性質があるといわれています。そこで、「ひんやり冷たい麺」と「湯気の立つ肉味噌」を交互に味わうと、体が新鮮さを感じ、自然と「もっと食べたい」という気持ちが引き出されます。また、温度のコントラストに加えて、「麺のつるりとしたのど越し」と「肉味噌のジューシーな食感」、さらには「きゅうりのシャキシャキ感」が重なり、口の中でさまざまなリズムが生まれます。こうした食感の多彩さも、最後まで飽きずにおいしく食べられる理由のひとつ。食欲が減退しやすい暑い時期だからこそ、こうした温度や食感の対比を上手に取り入れて、心と体の「食べたいスイッチ」を押してみるのはいかがでしょうか?

ジャージャー麺の主役となるのが、甘辛く香ばしい肉味噌です。一見手間がかかりそうに思えるかもしれませんが、実はフライパン一つで驚くほど手軽に作ることができます。できたてを麺の上に熱々のままかければ、湯気と共に立ちのぼる香りが食欲をそそり、冷蔵庫で冷やせば「食べる調味料」としてご飯や野菜に添えるなど、さまざまにアレンジが可能。隙間時間に仕込んでおくだけで、夏の食卓がぐっと豊かに、楽になる万能の一品です。

冷と熱のコントラスト、そして真夏のジャージャー麺。ぜひご自宅で試してみてください。

肉味噌

[材料]
豚ひき肉 200g
ねぎ(白い部分) 1/2本
にんにく 2かけ
生姜 大きめを1かけ
水 70ml
水溶き片栗粉(片栗粉小さじ1+水大さじ1)

ごま油 小さじ1(仕上げにお好みで)
白ごま お好みで

(調味料)
甜麺醤(または赤味噌) 大さじ1~1.5
醤油 大さじ1
砂糖 小さじ1(甜麺醤の甘さにより調整)
酒 大さじ1
豆板醤 小さじ1(お好みで)
オイスターソース 小さじ1

[作り方]
1. フライパンにごま油(分量外)を熱し、みじん切りにしたにんにく・生姜・ねぎを炒める。
2. 香りが立ったら、ひき肉を加えて炒める。
3. 肉の色が変わったら、調味料と水を加えて混ぜ、2~3分煮る。
4. 一度火を止め、水溶き片栗粉を加え、再度加熱する。
5. お好みで仕上げにごま油をひとたらしし、白ごまを加えて混ぜる。

青龍窯 浅鉢
https://www.shokunin.com/jp/seiryu/asabachi.html
ヨシタ手工業デザイン室 千切りピーラー
https://www.shokunin.com/jp/yoshita/peeler.html
和田助製作所 クッキング&サービングスプーン
https://www.shokunin.com/jp/wadasuke/spoon.html

参考資料
https://jp.shokunin.com/archives/52026469.html (ジャージャー麺の記事)