2025年05月25日 一見何の問題もありませんが、規定によりアウトレットになるものもございます。こちらはオンラインストアでは在庫切れになっている青龍窯の汲み出しです。 一見何の問題もありませんが、規定によりアウトレットになるものもございます。こちらはオンラインストアでは在庫切れになっている青龍窯の汲み出しです。ぜひお宝を探しに三条ショールームにお越しくださいませ。 ショールームのご案内 https://www.shokunin.com/jp/showroom/
2025年05月24日 窓と障子の隙間に始まり、布団と布団の間、段ボールの中、押し入れの隅っこ、仏壇の花瓶の裏側に至るまで、猫はとにかく狭くて薄暗い場所を見つけては入り込みたがる生き物です。 【猫とつぐらと、狭い場所】 実家で猫を飼っている家族から、先日、無惨に破れた障子の写真が届きました。どうやら、窓と障子の隙間に潜り込んでいた猫が、突然の来客に驚き、その勢いで障子を突き破ってしまったようです。窓と障子の隙間に始まり、布団と布団の間、段ボールの中、押し入れの隅っこ、仏壇の花瓶の裏側に至るまで、猫はとにかく狭くて薄暗い場所を見つけては入り込みたがる生き物です。「なんでわざわざそんな窮屈なところに…」と思ってしまいますが、これは外敵から身を守る必要があった野生時代の名残で、安心できる環境で体を休めたいという猫の本能的な欲求なのだそう。狭い穴や岩場に隠れて、ネズミや昆虫を捕獲したり、大型肉食獣から身を隠していたころの習性が、現代の猫にも引き継がれているというわけですね。 さて、世の中にはたくさんの猫グッズがありますが、そんな猫の習性を知ることで「なるほど」と納得できるものの一つが、昔ながらの知恵と自然素材の温もりが詰まった「猫つぐら」です。猫つぐらとは、稲藁を編んで作られたドーム型の猫用ハウスで、おもに長野県や新潟県などの農村地域で古くから作られてきました。もともとは保温のために飯櫃(めしびつ)を入れたり、農作業中に幼児を寝かせたりするための「つぐら」が原型とされており、それがしだいに猫用へと進化していったといわれています。小さな入り口、柔らかな藁の素材感、程よい狭さと薄暗さ。これらの特徴は、まさに猫にとって理想的な隠れ家ではないでしょうか。 わらむの猫つぐらは、大相撲の土俵にも使われる希少な「白毛餅藁」を素材に、職人の手仕事によって一つ一つ丁寧に編み上げられています。天井には「猫窓」と呼ばれる小さな開口部が設けられていて、通気性がよく、夏場でも風が抜けて快適。中に猫がいる様子も入口と猫窓からさりげなく見えるので、飼い主としてもほっと一安心できます。しっかりとした編み目の美しさと、天然素材ならではの柔らかさを併せ持つ猫つぐらは、猫にとっての心地よい居場所であると同時に、見る人の心もきっと穏やかにしてくれる存在です。 動物が幸福で快適に暮らすために、動物本来の習性や特性を理解して生活環境を整えることを「環境エンリッチメント」といいます。従来は、動物園や水族館で用いられてきた概念ですが、最近ではペットである犬や猫にも応用できると一般でも注目されるようになりました。本能に寄り添った暮らしは、猫のストレスを減らし、病気の予防や長寿にもつながるといわれています。「狭いところが好き」という猫の本能に向き合い、自然素材で丁寧に編まれた猫つぐらは、長い時間培われてきた人々の知恵と猫への優しい気遣いが結びついた、一つの文化の形そのものであるようにも感じられます。 わらむ 猫つぐら https://www.shokunin.com/jp/waramu/nekotsugura.html 今出川ショールーム https://www.shokunin.com/jp/showroom/imadegawa.html 参考資料 https://pet-lifestyle.com/blogs/view/723 https://kotobank.jp/word/%E3%81%A4%E3%81%90%E3%82%89-571405 https://cat.benesse.ne.jp/withcat/content/?id=151687
2025年05月24日 【大阪・関西万博】先日、機会があり「大阪・関西万博」へ行ってきました。万博は略称で、正式名称は「国際博覧会」、もしくは「万国博覧会」。 【大阪・関西万博】 先日、機会があり「大阪・関西万博」へ行ってきました。 万博は略称で、正式名称は「国際博覧会」、もしくは「万国博覧会」。現在の万博の開催の目的は、地球規模の課題の解決に寄与することで、開催国がそのためのテーマを掲げることになっています。今回の万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。4月13日から10月13日までの半年間にわたって開催され、158の国や地域と7つの国際機関のほか、自治体や民間企業も参加します。 万博は、世界各地から英知が集まり、生活が便利になるような新しい技術や商品が生まれる一つの機会でもあります。エレベーター、電話、電気自動車、ICチップ入り入場券、AEDなども、過去の万博で生まれました。1970年にアジアで最初に開催された大阪万博(EXPO’70)は日本の高度経済成長をシンボライズする一大イベントとなり、今回の万博はその後2005年に愛知で開催された「愛・地球博」に続き、20年ぶりに日本で開催される万博です。 会場に足を踏み入れると、まず目を奪われるのが「大屋根リング」。日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫(ぬき)接合に、現代の工法を加えて建築されており、「多様でありながら、ひとつ」という万博の理念をイメージして作られた会場のシンボルです。「最大の木造建築物」としてギネス世界記録に認定されたのも納得の規模感と迫力。階段やエレベーターで上に上がることができ、一周すると約2kmもあります。 会場のパビリオンは、日本の各地域や企業が独自のテーマで展開する「国内パビリオン」、各国が未来の社会や技術、文化を表現する「海外パビリオン」、8人のプロデューサーが主導する「シグネチャーパビリオン」の大きく3つに分けられます。海外旅行好きとしては、やはり海外パビリオンが大目玉でした。歩いているだけで、パビリオンの個性的な建築や現地のスタッフの様子や衣装、音楽や香りなどから、各国の「今」の空気感や文化を感じることができる、これは万博の醍醐味かもしれません。 複数の国や地域が共同で展示する海外パビリオンの一つである「コモンズ」では、なかなか現実的には行くのが難しいアフリカの国々の工芸品や資源に触れ、「ウズベキスタンパビリオン」ではいつか訪れたい国であるウズベキスタンの青色タイルの実物を見ることができ、「イタリアパビリオン」前にあるキッチンカーではイタリアのビール「ペローニ」とイタリア産の材料を使用したブラッドオレンジ&トマトとオリーブオイル塩のイタリアンジェラートに舌鼓。弾けるおいしさだったため、万博に行かれる方には心からおすすめします。 特に夕方以降は待ち時間がほとんどなく、「サウジアラビアパビリオン」や「スペインパビリオン」にもすぐに入ることができました。Googleマップには続々と各パビリオンの情報が追加されていて、大変便利なのでご活用ください。仮にパビリオン内に入れなくても、建築やカフェ、売店などからでも行く予定もない国々の現地の「本物」を感じ味わうことができる、万博を楽しめるエッセンスはあちこちに散りばめられているなと感じました。 海外パビリオンは、一つの街のように大屋根リング内に位置しています。それを取り囲む大屋根リング上には草花が風になびき、いろんな年代、国籍の人々が歩きながら笑い合い、移り変わる空と合わさった景色も美しく、まさしく世界平和的な光景が広がっていました。もし行かれた際には、今という時代を生きているからこそ目の当たりにできるこの万博で、多くの新しい景色と発見に出会ってきてください。 参考資料 https://www.expo2025.or.jp/ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250411/k10014776441000.html