2025年04月

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【推し活】

その日は突然やってきました。知人から薦められたことをきっかけに人生で初めての「推し」ができ、いわゆる「推し活」を始めることになりました。これまで自分でも好きなものや趣味は多いほうだと思っていましたが、「推しはいる?」という質問には、しっくりくる答えを見つけられずに考え込んでしまうことが多かった人生。ついに、その質問にも即答できる答えを見つけた、活動歴わずか数カ月の推し活1年生として、今回は推し活についてお話ししてみたいと思います。

「推し活」とは、アイドルや俳優、アニメのキャラクターなどをイベントへの参加や、グッズの購入などさまざまな形で応援することを指し、2021年の「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるなど、近年ではかなり市民権を得た言葉かと思います。「推し」という言葉は、アイドルグループの中で最も好感を持っている人物を指す言葉として、1980年代のアイドルファンたちから発祥したとされており、2000年代以降のアイドル人気とともに広まりました。その後、マスメディアでも使われるようになり、「推し」=「好きなもの」と再定義され、一般的にも使われる言葉となりました。ある調査によれば、15〜69才全体で推しがいる人は38.9%、特に15〜19才では7割以上の人が推しがいると回答したそうです。このことからも日本社会にいかに「推し活」が浸透してきているかがうかがえます。推しの対象は、アイドルや歌手、俳優、スポーツ選手(またはチーム)など実在の人物が多い傾向にあるようですが、アニメや漫画、ゲームのキャラクターなども上位にランクインしているようです。最近では、いろいろなお店で推し活グッズが販売されているのもよく目にします。

私が推し活を始めることになったのは、アイドルのオーディション番組がきっかけでした。目標に向かい、ひたむきに努力を続ける彼らの姿に感動を覚え、「これからも応援したい!」と思うと同時に、自分自身も何かに挑戦できるような気がしてきたのです。ここまで他人を応援したいと思うのは初めてで、自分にもこんな感情があったのかと正直驚きました。私は推し活を通して自分の心の引き出しがひとつ増えたような気がしています。今は推し活の先輩方にあれこれ教えてもらいながら、自分なりの推し活を思う存分楽しんでいます。

自分の「好き」に向かって突き進むことを後押ししてくれる「推し活」。時に推し活は、自分の世界を広げてくれるきっかけになったり、日々を頑張るための活力になったり、あるいは新たな仲間と出会うきっかけにもなります。推し活を始めるのに早いも遅いもありませんし、何を・誰を推すのかに制限もありません。もちろん推し活の楽しみ方も人によってさまざまです。誰かを、何かを応援することが、結果として自分自身を応援し、勇気づけることになっている。なんとすばらしいエネルギーの循環!と、推し活の偉大さをひしひしと感じています。

推し活に欠かせないのが、推しのテーマカラーやイメージカラーに合わせた「推し色」ですね。当店でもカラー展開の豊富なブランドを取り扱いしております。さりげなく、日々の暮らしの中に「推し」を感じることのできる商品を集めましたので、推し活中の方も、そうでない方もぜひご覧ください。

HASAMI
https://www.shokunin.com/jp/hasami/
ao
https://www.shokunin.com/jp/ao/handkerchief.html
白山陶器
https://www.shokunin.com/jp/hakusan/g_gata.html
丹窓窯
https://www.shokunin.com/jp/tansou/slipware.html
セラミック・ジャパン
https://www.shokunin.com/jp/ceramicjapan/
若松ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/wakamatsu.html

参考資料
https://www.nikkei.com/compass/theme/114639
https://www.videor.co.jp/digestplus/article/consumer250304.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A8%E3%81%97
https://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-202307_01.pdf

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【菅原道真と天満宮】

全国には、菅原道真公を御祭神とする神社「天満宮」が約12000社あるとされています。当店今出川ショールームがある京都市上京区にも、北野天満宮、水火天満宮などをはじめとする天満宮があり、先日訪れた福岡では、初めて太宰府天満宮を参拝させていただく機会に恵まれました。そして先週は、まもなく見頃を迎えるツツジが咲く、長岡京市の長岡天満宮へ。「学問の神様」として広く信仰を集める菅原道真公ですが、なぜ道真公を祀る天満宮は、日本全国に建立されることになったのでしょうか。

菅原道真は、学者、政治家、そして漢詩人として活躍した平安時代の貴族。優れた学識を持ち、宇多天皇に重用されて右大臣にまで昇進した道真公は、学問の力のみで出世した「文人政治家」として、当時は異例な存在でした。文人としても政治家としても卓越した力量を発揮した道真公でしたが、昌泰4年(901年)、藤原氏の政敵として陰謀に巻き込まれ、無実の罪で太宰府へ左遷されてしまいます。延喜3年(903年)に、失意のまま道真公が太宰府で亡くなると、京の都では落雷・疫病・地震などの災いが立て続けに発生。これらの天変地異と、左遷に関わった人物たちの相次ぐ死去は、道真公の怨霊によるものと恐れられるようになり、朝廷は道真公の霊を鎮めるため、神として祀ることを決定します。その霊は「天満大自在天神(てんまんだいじざいてんじん)」と称され、各地に天満宮が建立されることとなりました。

福岡県の太宰府天満宮は、全国にある天満宮の「総本宮」であり、菅原道真公の墓所の上に社殿が配置された日本で唯一の「菅聖庿(かんせいびょう)」です。道真公が亡くなられたあとご遺体を牛車に乗せて運んでいたところ、突然牛が道に伏せ動かなくなってしまいました。人々は「これは道真公ご自身のご意志ではないか」と考え、弟子の味酒安行(うまさけのやすゆき)がこの場所にご遺体を埋葬します。延喜5年(905年)、現在の御本殿が建っている場所に、祀庿(しびょう)が建てられ、延喜19年(919年)には勅命により社殿が竣工されました。太宰府天満宮は、「墓所」として道真公が最初に祀られた場所で、天神信仰が始まった地であることから、総本宮と位置づけられています。もう一つ、広く知られている京都の北野天満宮は、天暦元年(947年)に、平安京の北西(天門)にあたる北野の地に創建されました。北野天満宮は、日本各地で道真公をお祀りしている多くの神社へその御霊を分けている「総本社」であり、また、京都という政治・文化の拠点にあったことで天神信仰が広まる際に大きな役割を果たしたことから、天満宮の中心的な存在となりました。

その後都から地方へと天神信仰が広まり、天満宮が日本全国に建てられるようになったのは、菅原道真公が「学問の神様」としても広く崇敬されてきたからという一面があります。道真公の高い学識と誠実な人柄は、時代を越えて人々の心を惹きつけ、特に学業成就を願う人々の間では力強い信仰の対象であり続けました。道真公は自らのための「勉学」を、社会のための「学問」へと昇華させ、学問を社会のために生かすために、学者として、そして政治家としても力を尽くしました。大陸の知を学びながらも日本独自の文化を大切にし、国風文化の礎を築き上げ、外国の書を日本語に翻訳する一方で、日本の文学を大陸の国々に紹介し、文化交流にも大きく貢献しています。その学問への姿勢は「和魂漢才」、すなわち日本の精神(和魂)と外国の知識(漢才)を調和させる姿勢として今も尊ばれています。こうして天満宮は、学問成就や努力の象徴として、今なお全国各地で多くの人々の篤い信仰を集めているのです。

若松ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/wakamatsu.html
今出川ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/imadegawa.html

参考資料
https://www.dazaifutenmangu.or.jp/ (太宰府天満宮)
https://kitanotenmangu.or.jp/ (北野天満宮)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E5%8E%9F%E9%81%93%E7%9C%9F
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%A5%9E%E4%BF%A1%E4%BB%B0

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【ラッシー】

「ラッシー」は、インドなどで飲まれているヨーグルトをベースに作られている飲み物。紀元前1000年ごろにインド北西部のパンシャブ州で初めて作られたという世界最古のスムージーで、現代でも広く親しまれています。インドやスリランカの伝統医学であるアーユルヴェーダとの関わりも深く、胃を落ち着かせる効果があることが分かっています。

スパイスの効いたカレーやインド料理にも、爽やかな酸味のあるラッシーはよく合いますが、これからの暑い季節に体を適度にクールダウンさせるのにも役立ちます。

インドでは素焼きの器で飲むラッシーですが、ぜひお気に入りのコップや器で楽しんでみてください。

[材料]
牛乳 250ml
ヨーグルト 250g
レモン果汁 大さじ1
はちみつ 大さじ2

[作り方]
すべての材料を空の容器に入れて、振り混ぜる。

ちなみに、本場のラッシーは砂糖などの甘味を入れず、好みのスパイスやハーブ、塩を入れて作るそうです。いろいろと試して自分好みの味を見つけてみてはいかがでしょうか?

conte やくさじ
https://www.shokunin.com/jp/conte/yakusaji.html

参考資料
https://indomedia.jp/Blog/Lassi.html