2025年03月

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【もふもふのちから】

「もふもふ」。耳で聞いても口に出してみても、なんだか温かくふわっと柔らかな心地がするこの言葉。近年、インターネットなどで目にすることが急増した単語のような気がしますし、つい最近はテレビCMでも「もふもふ」という言葉が使われていました。

文化庁が発表した「2023年度の国語に関する世論調査」の結果によると、「もふもふ」という言葉をほかの人が使うことが「気にならない」と回答したのは81.9%、自分も使うことがあると回答したのは52.6%、さらに年代別に見てみると10~30代では80%以上が使うと回答しました。この調査の中でもふもふとは「動物などがふんわりと柔らかそう」という意味とされています。「もふもふ」という言葉は、2000年代ごろから使われ始め、令和に入ってからは多くの辞書で採用されるようになったようです。犬や猫、ぬいぐるみなどふわふわとしたものを触ることを「もふる」という動詞で表現することもあります。

柔らかなふわふわとしたものを触る、すなわち「もふもふ」を触ること、「もふる」ことは、実は私たちのメンタルヘルスに良い影響をもたらしてくれることが近年の研究で明らかになっているようです。たとえば、動物とのふれあいで精神的な安らぎを与えるアニマルセラピーにヒントを得たロボットセラピー。動物型のロボットを触ることでストレスの緩和などの心理的効果が期待できるそうですが、このロボットが柔らかいのか、硬いのかという触感の違いによって心理的・生理的ストレスの緩和効果にも違いがあるようです。柔らかな触感のロボットとふれあった方が緊張や疲労などの緩和効果が高いという結果が出たそうです。科学的に証明された「もふもふ」が持つ癒やしのパワー、非常に興味深いです。

当店でも日々の暮らしの中で「もふもふ」できる商品の取り扱いがございます。丸山タオルの雲ごこちタオルは「毎日触れるものだからこそ、より上質で安心なものを」という思いからできたふかふかの肌触りと、ものすごい吸水力を両立する逸品です。手洗いや入浴後にお使いいただくことはもちろんですが、枕に巻いたり、ブランケットとしてお使いいただいたり、リラックスタイムにもおすすめのアイテムです。また、ワッフル地と二重ガーゼがふわふわで相性抜群なaoのブランケットは空気をまとうように柔らかく、包まれるだけで幸せになれる一枚です。これからの暖かい季節にはタオルケット代わりとしてもお使いいただけます。

早いものでまもなく4月がやってきます。進学や就職、職場の異動など、これまでの環境からがらりと生活スタイルなどが変わる方も多くいらっしゃることと思います。ご自宅にかわいい「もふもふ」たちがいる方は彼らの力を借りて、そうでない方はお気に入りの柔らかなものを準備して「もふもふ」しながら、ストレスや不安、緊張とうまく付き合いつつ4月を乗り切りましょう!

丸山タオル 雲ごこちタオル
https://www.shokunin.com/jp/maruyama/towel.html
ao ブランケット
https://www.shokunin.com/jp/ao/blanket.html
ao 立体織りタオル
https://www.shokunin.com/jp/ao/rittaiori.html
記事「枕もまるで雲ごこち」
https://jp.shokunin.com/archives/52023216.html

参考資料
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE10D3T0Q4A910C2000000/
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94111701_01.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjske/advpub/0/advpub_TJSKE-D-18-00037/_pdf

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【春ららら市 2025】

金沢桐工芸の作り手である岩本清商店さんから、すてきなイベントをご紹介いただきました。

4/5(土)、4/6(日)の2日間、金沢市内のしいのき迎賓館周辺「しいのき緑地」と国立工芸館前の「本多の森公園」で、石川の「いいもの」「おいしいもの」「すごいもの」を集めた「春ららら市 2025」が開催されるそうです。

「石川県のこつぶでピリリな作家&個人商店」の皆さん、のべ175店が参加予定で、岩本清商店さんもご出店されるとのこと。春の金沢で、石川のすばらしい作り手さんたちに出会えることと思います。お近くの方やご旅行の方は、ぜひいらしてみてください。

春ららら市 2025
https://otomenokanazawa.shop/news/67c1959b93532502ebd3bd8e
岩本清商店 豆火鉢
https://www.shokunin.com/jp/iwamoto/hibachi.html
岩本清商店 馬尺茶托
https://www.shokunin.com/jp/iwamoto/chataku.html

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【銀座のおすすめ和菓子 わたぼうし】

先日銀座ショールームによく来てくださるお客さまに、「紫野 和久傳」という、京都の料亭「和久傳(わくでん)」の流れを汲み、旬の恵みを生かした「おもたせ」を揃えているお店が松屋銀座にあると教えていただき、早速訪れてみました。

ショーケースを覗いてみると、「わたぼうし」と書かれた、大福のような形の中に、新緑色のものが薄桃色の何かに包まれていて、あまりにその様子が美しかったので思わずお店の方に尋ねると、若いうちに収穫した桃の実の「若桃」をシロップに漬けたものを、桃色の餡とやわらかい求肥で包んだものですと教えてくれました。「若桃」!?若い桃って緑色なの??と、食べたことがない食材に俄然興味が湧き、思い切って買って帰りました。

一口食べてみるとコリコリとした若桃の食感と甘い桃の香りが口の中に広がり、餡と求肥と若桃の計算されたバランスがといったら!この小さな「わたぼうし」の中に職人の丁寧な仕事ぶりが感じられて、久しぶりに心から感動する和菓子を味わいました。中に入っている説明書に「花嫁さんの幸せを願う 純白のわたぼうしのように やわらかな求肥でふんわりとつつみました」とあり、わたぼうしを楽しみながら、とても幸せな気持ちになりました。

若桃のわたぼうしは3月まで。4月からはうすい豆餡に変わります。銀座ショールームにお立ち寄りの際はぜひ訪れてみてください。

銀座ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/ginza.html
紫野 和久傳
https://wakuden.kyoto/store/

参考資料
https://www.wakuden.jp/ryotei/