2024年04月

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【5月の連休の過ごし方】

5月は過ごしやすい気候なので、連休中は旅行へ行くという方も多いのではないでしょうか?今年の連休は若松で過ごすというのはいかがでしょうか。北九州市の中心部である小倉駅からはJRと若戸渡船を使えば30~40分ほどで行くことができます。船を使って行くことができる場所というだけで特別感があり、なんだかワクワクしませんか?

若戸渡船を降りるとすぐ目の前にあるのが当店若松ショールームのある上野ビルです。上野ビルの前の若松南海岸通りにはレトロ建築が並び、ベンチがいくつもあります。このベンチに座り、洞海湾を行き交う船をゆっくりと眺めながら日光浴をするのもおすすめです。日光浴をすると、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が生成され、ストレスを軽減し精神を安定させる効果があるそうです。忙しい毎日から離れ、穏やかな時間を過ごすのにぴったりの場所です。

休みの日はもう少しアクティブに動きたいという方には、高塔山への登山もおすすめです。上野ビルからは徒歩で40分ほどで山頂にある展望台まで行くことができます。展望台からは若戸大橋や洞海湾を一望でき、夜になると夜景もきれいなスポットです。体力に自信があるという方には若松エリアを周遊するサイクリングの旅もおすすめです。

旅行で欠かせないのが「食事」ですが、若松には地元の人に昔から愛されてきた名店が多くあります。気軽にテイクアウトできるものもあるので、ぜひ若松の味を楽しんでみてください。

日々を頑張るための充電に、ぜひ若松へお越しください。

若松ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/wakamatsu.html
高塔山
https://jp.shokunin.com/archives/52018278.html
グルメな港町、若松
https://jp.shokunin.com/archives/52015829.html
若松エリアサイクリング
https://jp.shokunin.com/archives/52016978.html

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【木で作る】

当店で取り扱う木製の商品の数々は、日本の伝統的な木材加工技術により製作されています。古くから伝わる日本の道具に木製が多い理由は、「森林率」と関係が深く、木と共に暮らす「木の文化」が育ちました。

学生時代に学んだ覚えがある方も多いと思いますが、国土面積に占める森林面積の割合を「森林率」といいます。日本の森林率は67%で、国土の2/3が森林です。世界でもフインランドやスウェーデンに次いで、日本の森林率は第3位です。『日本書紀』には40種類以上もの樹木が記録されており、スサノオノミコトは、スギとクスノキは舟に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に使うよう命じたといわれています。日本人は太古より、森林から得られる木材の特性を生かしつつ、多種多様な用途に無駄なく利用してきました。

木の製品には、挽物、刳物、曲物、指物、結物などがあり、それぞれに職人の高い技術が込められています。ショールームでは、お客様に商品の使い方などをご説明することが多いのですが、作られる工程などもお伝えすると、商品の細部を見つめるようにご覧くださり、より興味をお持ちいただけるようです。

挽物(ひきもの)とは、ろくろや旋盤を使い木材の表面を刃物で削って器など丸い物に加工する技術や製品のことをいいます。平安中期には、近江で「轆轤師(ろくろし)」と呼ばれる職人が生まれました。木のどの部分を取るかにより、木を輪切りにした縦木取りと中心部をずらして板目方向の横木取りがあり、地域や用途でも異なります。お椀やお盆、物入れなどが挽物です。

刳物(くりもの)とは、木をのみやなたなどの刃物でくり抜いたり鉋で成形する技術や製品のことをいいます。木工技術の中で一番歴史が古く、杓子、へら、匙から、大きな物は鉢や臼など、今も手作業で作られます。

曲物(まげもの)とは、ヒノキやスギなど針葉樹の真っ直ぐでうっすら線が入ったような柾目の薄い板を曲げて整形する技術や製品のことをいいます。曲げわっぱのほうが聞きなじみがあるかもしれません。筒状にし、合わせ目を樺や桜の皮で綴じたものに底板や蓋を付けたお弁当箱やおひつ、神具として作られた三宝や盆やひしゃく、お椀や容器などがあります。

指物(さしもの)とは、物差(指)しで板の長さを測り、釘などを使わずに機能と美しさを考慮した接続方法で箪笥や箱、机などを作る技術や製品のことをいいます。木材を継ぎ足す矧手(はぎて)、板が反らないように、また木口隠しのために両端に木材を組み込ませる端喰、枠の角を接ぐ留めなど、木に加工をし木材のみで接続します。

結物(ゆいもの)とは、桶や樽を作る技術で、主にヒノキ、スギ、サワラで短冊状の測板を作り、それを円形に並べ、箍で締め、底板や蓋を付けたものをいいます。寿司桶など桶が作られ、結物の容器は水分を含むことで木が膨らむ性質が生かされ、密閉性、耐久性、耐水性に優れています。

ショールームでは、このような伝統技術が見られる商品を展示しています。同じものが二つとない木目、細部までとても美しい施し、手に取ったときの温かみを感じることができるのが木製品の魅力です。どうぞお手に取ってじっくりとご覧ください。

薗部産業 めいぼく椀
https://www.shokunin.com/jp/sonobe/wan.html
我戸幹男商店 片口 鶴仙
https://www.shokunin.com/jp/gato/kakusen.html
栗久 曲げわっぱのお弁当箱(無塗装)
https://www.shokunin.com/jp/kurikyu/mutosou.html
SyuRo ペーパーウェイト
https://www.shokunin.com/jp/syuro/paperweight.html
山一 すし飯台
https://www.shokunin.com/jp/yamaichi/sushi.html
ショールームのご案内
https://www.shokunin.com/jp/showroom/

参考資料
https://nihonkogeikai-east.jp/bukaishokai/mokutiku-bukai.html
https://www.maff.go.jp/j/heya/kodomo_sodan/0105/19.html
https://www.shinrin-ringyou.com/mokuzai/nippon.php

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【秋野不矩美術館】

浜松市にある「秋野不矩美術館」をご存じですか?そこは天竜二俣駅から15分ほどの丘の上に建つ美術館です。広い空をバックに、まるで絵画やジブリ映画から抜け出てきたような世界が広がっています。

秋野不矩さんは1908年(明治41)二俣町生まれの女流日本画家で、本名の「ふく」から「矩(く)形にこだわらない」という意味を込めて不矩と名乗ったそうです。終戦後の日本画としては珍しい男性の裸像を描くなど、伝統にこだわらない自由な表現方法を探究されました。西洋絵画の特徴を取り入れ新しい日本画を生み出していった不矩さんは、54歳の時に大学の客員教授としてインドに滞在してから、93歳で亡くなるまで14回にわたりインドを訪れたそうです。インドに魅せられ、人々の生活や風景、人、寺院などを題材に作品を制作されました。そしてその行動範囲はアフガニスタン、ネパール、カンボジア、アフリカと広がり、この時代の女性としてはなんともたくましく、バイタリティーにあふれる方だったのだと想像が膨らみます。

一度訪れたら忘れられないその建築物も、秋野不矩作品との調和をコンセプトとして、建築家・藤森照信氏により設計されました。屋根は、長野県諏訪産の鉄平石で葺かれ、外壁は藁と土を混入した着色モルタルと天竜の杉材の板で覆われています。そして驚かされたのは、展示室に入る前に履き物を脱ぐ様式です。まさに「裸足で観覧できる美術館」になっています。第1展示室の床には籐ござが、第2展示室の床にはマケドニア産の大理石が敷き詰められ、作品も通常の美術館より低めの位置に展示されているため、座りながら、時には天井の天窓を眺めながら作品を鑑賞することもできるのです。海外の美術館では子供たちが作品の前に座り込んで作品を眺めている光景を見かけますが、日本ではなかなか難しく注意されてしまうこともありますよね。でもこちらの美術館、大人たちにも、そんな願いを叶えてくれるのです。いつもと違う贅沢な時間の流れも味わえます。作品を見終えてもう一度建物を眺めると、特徴的な黄土色の理由が何となく分かる気がしてきます。不矩さんは作品を作るときにインドに行ったらインドの土をすりつぶして絵の具にし、アフリカならばアフリカの土をというように作品に取り入れ制作してきたそうです。この外壁も、藤森氏が地元の土を混ぜて色付けされたそうです。

館内はもちろん、自然と溶け込む建物を眺めるだけでも、不矩さんの世界に迷い込んだ気分にさせてくれます。こんな素敵な美術館に出会えて良かった!と思える場所ですよ。たまには雑踏を離れ、のんびりできる美術鑑賞もおすすめです。連休のご予定に入れてみてはいかがでしょうか?GW期間中、秋野不矩美術館は休館日もございますので公式サイトをご確認ください。

浜松市秋野不矩美術館
https://www.akinofuku-museum.jp/

参考資料
https://www.bunka.go.jp/kindai/kenzoubutsu/research/shizuoka/029/index.html
https://casabrutus.com/categories/architecture/380337