2023年09月



大久保ハウス木工舎の調理匙は、小さいフライパンの中でも小回りが利きます。小笠原陸兆のフライパンは、熱々のまま鍋ごと食卓に持っていけて大変便利です。

大久保ハウス木工舎 調理匙
https://www.shokunin.com/jp/okubo/saji.html
小笠原陸兆 フライパン
https://www.shokunin.com/jp/rikucho/fryingpan.html

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【曲げわっぱのアイスペール】

氷を入れたアイスペールやグラスをテーブルに置くと、結露による水滴がテーブルに付いて気になったことはありませんか?

杉の特徴である断熱性を生かして作られた曲げわっぱのアイスペールは、氷が溶けにくく結露しにくいため、テーブルを濡らさずにお使いいただけます。伝統的な桜皮による縫い止めをなくすことで、スタイリッシュでシンプルなデザインに仕上げました。海外のお客様からも、ご自宅用や贈り物にとご注文を頂く人気商品です。

同じデザインのビアカップと一緒にお使いいただいても大変素敵です。どちらも既存の伝統工芸の概念にとらわれず、使い手と時代のニーズを考え、新しい形を追求し続ける栗久の想いが詰まっています。

日本の東北に位置する秋田県の厳しい寒さに耐える秋田杉は、年輪が引き締まり、美しい木目が育ちます。細かい木目は伸縮が少なく、狂いが小さいことから、耐久性に優れた良質な木材として重宝されてきました。1874年創業の大館曲げわっぱを代表する老舗・栗久の技術と、秋田杉ならではのとても軽くて優しい手触りを、ぜひお手元でお楽しみください。

栗久 曲げわっぱのアイスペール
https://www.shokunin.com/jp/kurikyu/icepail.html
栗久 曲げわっぱのビアカップ
https://www.shokunin.com/jp/kurikyu/shuki.html

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【津軽塗と『バカ塗りの娘』】

「津軽塗」は、青森県弘前市を中心とする津軽地方で江戸時代から300年以上受け継がれてきた、青森県で唯一の国指定伝統工芸品の伝統漆器です。その津軽塗を繋ぐ父娘の物語の映画『バカ塗りの娘』が、現在劇場公開されています。

津軽塗は多彩な色柄が特徴で、堅牢で優美であり耐久性があります。唐塗・ななこ塗・紋紗塗・錦塗の4つの技法と、研ぎ出し変わり塗という技術は、幾重にも塗り重ねた漆を平滑に研ぎ出して模様を表す方法です。完成までに48工程あり、2カ月以上の日数を費やして作られる馬鹿丁寧さのために、「津軽の馬鹿塗り」との異名を持ちます。経済産業大臣指定伝統工芸品であり、重要無形文化財にも指定されています。

映画では、美しい津軽塗の魅力や、伝統工芸のものづくりの様子と置かれている現状、ものづくりに対して誠実に情熱を傾ける人々の姿が描かれています。古き良き日本や日本の現代の家族の姿を感じられることができそうです。

『バカ塗りの娘』は全国公開で、銀座4丁目にあるシネスイッチ銀座で公開されています。シネスイッチ銀座は昭和30年代に「銀座文化劇場」として開館した歴史あるミニシアターで、世界各国の名作を上映しています。イラストや手描きで上映映画や銀座のおいしいお店を紹介しているのが素敵なので、ぜひそちらもお忘れなくご覧になってみてください。

バカ塗りの娘
https://happinet-phantom.com/bakanuri-movie/
シネスイッチ銀座
https://cineswitch.com/movie_detail/バカ塗りの娘
銀座ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/ginza.html

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/津軽漆器
https://www.tsugarunuri.org/