2023年09月

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【ポートランド日本庭園】

日本には、名園と呼ばれる日本庭園も数多く存在しますが、少し規模の大きな公園に行けば敷地内に日本庭園が整備されていたりと、私たち日本人にとって大切で身近なものです。これからの季節は紅葉を見に行くという方も多いのではないでしょうか?ポートランドには本格的な日本庭園があると知り、海外にある日本庭園はどんな感じだろうという興味から今回の滞在中に訪問してみました。

ポートランド日本庭園は、1967年に東京農業大学・戸野琢磨教授の設計により開園しました。約48,560平方メートルの敷地を有し、泉回遊式庭園、茶庭、自然庭、石庭、平庭の5つの庭園様式から構成されています。

訪問時は、夏休み中だったこともあり、地元の人だけでなくアメリカ国内外から訪れた多くの観光客でにぎわっていました。日本にあるものと大差ない庭園の姿にも大変驚かされたのですが、オレゴン州の州木でもあるダグラスファー(ベイマツ)と融合する日本庭園の姿がとても美しく、唯一無二の景観を生み出していました。庭園の手入れをする方々も、手ぬぐいを頭に巻いて地下足袋と、かなり本格的。庭園内には、味の素社が運営する「Umami Café」や建築家・隈研吾氏が設計し、図書館やレクチャールームなどを併設する「カルチュラル・ビレッジ」などもあり、多角的に日本文化に触れることができるようになっています。私が訪れた日は、茶道のデモンストレーションも行われていました。

アメリカの人々は街中を歩くときも、自然の中でハイキングや山登りをするときも、一緒にいる人との会話を楽しみながら歩く人が多いなと感じていたのですが、庭園内を歩くときには皆さん静かにゆっくりと歩いているのがとても印象的でした。日本庭園ならではの雰囲気がそうさせるのか、はたまた非日常的な空間に思わず静かに集中して楽しみたくなるのか、非常に興味深いと感じました。

多くの人々でにぎわう日本庭園を目の当たりにし、伝統技術は受け入れられ、親しまれ、日常の風景の一部になることで長く大切に受け継がれていくのだということを実感しました。職人.comには日本の素晴らしい技術や文化によって生み出された商品が多くございます。ぜひ、末永く日常の風景として親しみ、楽しめる逸品を探してみてください。

オンラインストア
https://www.shokunin.com/
ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/
ポートランド日本庭園
https://japanesegarden.org/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/

参考資料
https://www.gov-online.go.jp/eng/publicity/book/hlj/html/201807/201807_06_jp.html
https://www.travelportland.com/ja/japanese-garden-expansion/
https://www.nodaigarden.jp/garden/north-america/usa/oregon/portland-japanese-garden/

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【木屋の爪切り小】

飲食の仕事をしていると、爪切りは欠かせないアイテム。携帯するのにちょうど良いなと木屋の爪切り小を自分用に購入したのですが、なんと小学生の息子の爪を切るときに一番重宝しています。

子供の爪は柔らかく薄いので、赤ちゃんのころからずっとハサミタイプの爪切りを使い続けていましたが、小学生になったくらいから爪も少し硬くなってきましたし、ハサミタイプだと切った爪がどうしても飛び散ってしまうので…。爪を切ったあとは掃除機をかけるというのがお決まりコースになってしまっていました。

ある日、自分の爪を切っているときに、「これは!この爪切りだったら!息子のハサミタイプの爪切りを卒業できるかもしれない!」と思い立ったのです!実際に試してみると、サイズ感も子供の爪幅にちょうど良く、深爪になってしまったら…という心配をよそに抜群の安定感。息子も怖がることなく、安心して切らせてくれます。

そして何より、切ったときに飛び散らないので、爪切り後の掃除機というお決まりコースとさよならすることができました。今では、写真のように自分でチャレンジすることも増え、成長も嬉しく感じています。

ちょっと切りたいときに、すぐ切れる。なくてはならないものだから。家族が信頼できるモノを。

木屋 爪切り 小
https://www.shokunin.com/jp/kiya/tsume.html

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【カオマンガイ】

カオマンガイとは、鶏肉の茹で汁で炊いたご飯の上に茹で鶏をのせたタイ料理のこと。タイの国民食の一つで、屋台や食堂、レストランなどさまざまな場所で食べることができます。

本場のタイでは、ご飯はタイ米、鶏肉には軍鶏肉が使われています。鶏肉のだしのうまみが染み込んだタイ米の上に柔らかい鶏肉がのせられ、パクチーや薄切りのキュウリも添えられており、そこに甘辛いタレをかけて食べます。

カオマンガイとよく似た料理に、海南鶏飯(ハイナンチーファン)というシンガポール料理があります。カオマンガイのルーツともいわれていて、この2つの料理は見た目も作り方も大きな差はないのですが、一番の違いは食べるときにつけるタレにあります。一般的に、カオマンガイにかけるのが味噌をベースとした甘辛いタレなのに対して、海南鶏飯は、醤油、唐辛子、おろし生姜の3種類のタレと一緒に食べます。

先日訪れたタイで食べたカオマンガイは、しっとりとジューシーな鶏肉にパンチの効いたタレが食欲をそそり、改めてカオマンガイの魅力を再発見しました。タレは酸味が効いているお店もあれば甘辛いお店もあり、ご飯の味もお店によって異なり食べ比べが楽しいのですが、自宅で作ると自分の好みの味に仕上げられるのが良いところです。

作り方は至ってシンプル、そして高タンパクでヘルシーなカオマンガイは、普段の食事にももってこいの料理。そこでタレを入れるのにぴったりなのが、小石原焼の豆小鉢です。トビカンナや刷毛目の装飾は異国の料理ともマッチします。青龍窯の平皿は、当店から依頼した形状にて約8カ月かけて特別に製作していただいたもので、まさにカオマンガイなどのワンプレート料理にぴったりのお皿。お家で作るときも、この平皿にカオマンガイを盛り付け、タレを豆小鉢に別添えにすることで、本場の空気感が蘇り、おいしさが上乗せされる気がするから不思議です。

実はタイを訪れる前にも、その手軽さ・おいしさ・栄養面などから、多いときは週一で我が家の食卓に並んでいたカオマンガイ。タイから帰ってきて、また作る頻度が増えそうです。いろんな作り方があるので、ぜひ皆様もレシピを調べてご自宅で作ってみてください。

小石原焼 豆小鉢
https://www.shokunin.com/jp/koishiwara/mame.html
青龍窯 平皿
https://www.shokunin.com/jp/seiryu/hirazara.html
青龍窯 小鉢 小
https://www.shokunin.com/jp/seiryu/kobachi.html
ヨシタ手工業デザイン室 レンゲスプーン
https://www.shokunin.com/jp/yoshita/cutlery.html

参考資料
https://food-mania.jp/khao-man-gai/
http://asiagohanz.com/2017/06/07/column-chickenrice/
https://www.thailandtravel.or.jp/ouchi-de-thai12/ (参考レシピ)