2023年08月

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【conteのおてがる料理トングが加わりました】

まかないシリーズやこしますで大人気のconte。このたび、新商品「おてがる料理トング」が加わりました。

17.5cmと22cmの2種類のトングは、さまざまな調理や食事の盛り付け、卓上での取り分けなど、いろんな場面で活躍してくれます。「おてがる」は、「手軽に使える」と、力を入れずに済む「軽い」を兼ねた名前です。幅を約3cmと小ぶりにし食材の下にも差し入れやすく、ステンレスのバネ材を採用することで反発力を生かした軽快な動作が可能になりました。どちらも小さめなので場所を取らず、食卓やキッチンで何本でも使いたくなること間違いなしです。

おてがる料理トング175は、大きなお皿に並べられた太巻き寿司やいなり寿司、野菜がたくさん入ったサラダを取り分ける際などに便利な使いやすいサイズ。トングにしては小ぶりなすっきりとしたデザインなので、ほかの食器と一緒にテーブルに持ってきても省スペースで使えます。早速、タイの春雨サラダ「ヤムウンセン」を作る際に使ってみたのですが、ボウルの中で具材を和えるときも底からしっかりと混ぜることができ、お皿に盛り付けるシーンでは、細かくカットした野菜が多いヤムウンセンも綺麗に盛り付けることができました。

おてがる料理トング220は、フライパンでの調理から取り分けまでカバーできる優れもの。底に残ったソースも少量ならすくえます。特におすすめなのはパスタ。たっぷりのパスタもしっかり掴んでくれ、盛り付けの仕上げも細い先端で繊細に整えることができます。スペアリブを焼く際にも使ってみたところ、菜箸よりも掴みやすくてひっくり返すのが楽に感じました。厚みのあるチキンソテーや、ローストビーフなどを焼くときにも便利そうです。ぜひご覧くださいませ。

conte おてがる料理トング
https://www.shokunin.com/jp/conte/tongs.html
conte まかないボウル 180
https://www.shokunin.com/jp/conte/bowl.html
小笠原陸兆 フライパン
https://www.shokunin.com/jp/rikucho/fryingpan.html

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【日本酒グラスで飲む水出し緑茶】

1899年に創業した廣田硝子は、和ガラスを作る東京で最も古い硝子メーカー。創業時から伝わる貴重なデザイン資料を元に手仕事による伝統的製造を継承しながら、積極的な商品開発により日本独自の和ガラスの進歩に貢献しています。西洋の技術に日本の文化を取り入れた和ガラスは、「なごみ」「おだやか」「のどか」といった意味を含み、日本人の美意識によって昇華した芸術品と言えます。

廣田硝子による、薄作りで口当たりの良い「究極の日本酒グラス」は、日本酒の味と香りを楽しむために計算されたフォルムを持つ、特別な日本酒グラスのセット。それぞれ「花」と「蕾」と名付けられ、目でも喉でも日本酒を楽しむことができます。こちらのグラス、日本酒に限らず、暑い夏には冷たく淹れた水出し緑茶を飲むのにもぴったりです。和ガラスの温かみのあるたおやかなフォルムに、お茶の綺麗な緑とグラスの側面にできた水滴が美しく映え、ゆったりとした時間が流れます。

銀座には、おいしいお茶が手に入るおすすめのお店があります。1931年創業のうおがし銘茶は、本店を築地場外の真ん中で構えたことからその名が付きました。ここのお茶しか飲まないという人もいるほど、通のお茶好きから愛されていて、銀座店の「茶・銀座」を訪れたその日も、常連さんが「いつもの」や「これを30下さい」などとおっしゃっていて、目の前に別世界が広がっているようでワクワクしました。銘茶と究極のうつわで特別なお茶の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?

廣田硝子 究極の日本酒グラス
https://www.shokunin.com/jp/hirota/nihonshu.html
Sghr スガハラ su 素
https://www.shokunin.com/jp/sugahara/su.html
conte おてがる薬味トング 130
https://www.shokunin.com/jp/conte/tongs.html

参考資料
https://hirota-glass.co.jp/
https://hirota-glass.co.jp/sumida-waglasskan/about
https://www.uogashi-meicha.co.jp

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【ちろりと燗酒】

先日、オーストラリアのメルボルンで行われた「日本酒フェスティバル」のニュースを見ました。日本円にして約6600円のチケットは完売、2日間でおよそ3000人が詰めかけたイベントで人気だった飲み方が、「熱燗」だったそうです。

お米から作られている日本酒は、温めることでお米本来の甘みやうまみが引き出され、アルコールの角が取れて、ふくらみのある柔らかい口当たりになります。温めた日本酒の「燗酒(かんざけ)」は、温度によって味わいが変わってくるのも魅力です。

「熱燗」は、燗酒の中でも50℃~55℃前後の温度にしたもので、味わいや香りが一層シャープになり、すっきりとした辛口の本醸造酒におすすめ。「上燗」は、日本酒の温度を45℃~50℃にすることで、引き締まった香りを感じ、味わいにふくらみが出ます。うまみやコクの強い、純米酒や本醸造酒に向いています。上燗よりも一段階温度が低い「ぬる燗」は、香りがよく引き立つ約40℃の熱くない飲み口。華やかでフレッシュ、繊細な味わいの吟醸酒に適しています。さらに温度が低い「人肌燗」は、35℃~40℃の触ると温かい程度の温度。米や麹の良い香りが楽しめるため、フルーティーで華やかな大吟醸酒や吟醸酒でもお楽しみいただけます。ほかにも、55℃前後で飲む「とびきり燗」、30℃程度で飲む「日向燗」などがあります。ご自身の好みやお酒の種類に合わせて、ぜひおいしい温度を見つけてみてください。

燗をつけるのにおすすめの酒器が、熱伝導性の良い錫の特性を生かした能作のちろりです。ちろりとは、日本酒を温めるための酒器のことを指し、取っ手と注ぎ口が付いた筒型の酒器に日本酒を注ぎ、お湯の中で温めることでお好みの燗酒を作ることができます。ちろりの由来や語源はよく分かっていませんが、中国から伝わり、江戸時代後期にはすでに使用されていたと考えられています。

最後にちろりを使った燗酒の作り方をご紹介いたします。
1. ちろりに日本酒を注ぎます。
2. 鍋に80℃程度のお湯を準備します。
3. ちろりを湯煎にかけ、日本酒がお好みの温度になるまで温めます。温度計があると便利です。

アルコールは78℃で沸騰するため、80℃程度のお湯につけて温めることで、沸騰したお湯につけるよりも風味がまろやかになり、香りを残したままアルコールの刺激が軽減されます。錫100%でできた能作のちろりは、まろやかな口当たりを楽しめ、常温でもしばらく入れておくだけで、味の変化が感じられるので、ピッチャーとしてもお使いいただけます。

錫は古来より「錫の器に入れた水は腐らない」「お酒の雑味が抜けてまろやかになる」などといわれ、酒器や茶器などに用いられてきた金属です。錫100%のちろりとお気に入りの日本酒で、ご家族やご友人と楽しく乾杯してみてはいかがでしょうか?

能作 本錫の酒器
https://www.shokunin.com/jp/nousaku/shuki.html

参考資料
https://www.youtube.com/watch?v=IbWcba6PFZc
https://www.nousaku.co.jp/product/column-kanzake/
https://kotobank.jp/word/%E3%81%A1%E3%82%8D%E3%82%8A-569809
https://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/sake/type/type01.html