2023年04月

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【濱田庄司記念益子参考館】

栃木県芳賀郡益子町の焼き物、「益子焼」。益子焼は、益子焼と共に関東を代表する焼き物の一つである「笠間焼」の修行をしていた大塚啓三郎が、江戸時代末期に窯を築いたことに始まるといわれています。以来、優れた陶土を産出することや、東京に近いことなどから、主に日用の道具の産地として発展を遂げました。

現在も多くの窯元や陶器店が立ち並ぶ益子ですが、民藝が好きな方にはぜひ訪れてほしい場所があります。陶芸家・濱田庄司が長い時間をかけて国内外で蒐(しゅう)集した、陶磁器、漆器、木工、金工、家具、染織、その他工芸品を、自邸の一部を活用する形で展示・公開した濱田庄司記念益子参考館です。

「用の美」に着目した、柳宗悦や河井寛次郎らと民藝運動を創始したことでも知られる濱田庄司。1920年にバーナード・リーチと共に渡英し、イギリスで陶芸家としての活動をスタートさせました。帰国した翌年の1924年には益子に移住し、民藝運動を推めるかたわら、地元の職人たちに大きな影響を与え、益子焼は「芸術品」としての側面も持つようになりました。のちに自身の活動の軌跡を「京都で道をみつけ、英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った」と振り返っています。

濱田庄司記念益子参考館には、今年の3月の終わりに初めて訪れました。濱田庄司の作品、また、自身の作品が負けたと感じたときの記念として購入し、制作の糧に身辺において親しんだ蒐集品に加え、彼が実際に作陶し、次々と代表作を生み出していた制作の場、ロクロ、登窯などが当時のまま残されており、間近で見ることができたのは嬉しい驚きでした。自然豊かな館内で、春の気持ちいい風に吹かれながら、彼の作ったもの、蒐(あつ)めたもの、暮らしの一部であった制作の場などを見て回り、田舎の健やかな暮らしを愛した濱田庄司の世界観に触れることができたような気がしています。

益子について調べると、濱田庄司記念益子参考館のほかにも気になる美術館、陶器やアンティークのお店、ギャラリー、パン屋さんなどが次々と見つかり、都内からの日帰りでは時間が足りないほどでした。毎年ゴールデンウィークと秋に開催され、多くの人が集まる益子陶器市もまもなくですが、あえて時期をずらして混雑を避け、ゆったりと益子を楽しんでみるのもおすすめです。

濱田庄司記念益子参考館
https://mashiko-sankokan.net/
益子町観光協会
http://www.mashiko-kankou.org/

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【朝鍋】

小さい土鍋におすすめの使い方があります。それは「朝鍋」。朝からカレーを食べる「朝カレー」のように、朝から鍋を食べてみるのはいかがでしょうか?準備も簡単で体も温まり、エネルギー満タンで一日を始めたい、そんな朝にぴったりです。

具はその日の朝、冷蔵庫にあるものを使えば大丈夫です。スープのベースは、切れ目を入れた昆布を一緒に煮込んだり、市販のだしパックを使ってもOK。白菜やキャベツは火が通りやすいサイズにカットし、人参はピーラーで薄切りに。豚肉やウィンナー、豆腐、きのこ、ねぎなどを加え、10分程度煮込めば完成です。野菜に火が通ってきたころにうどんを加えたり、お好みでアレンジしてみてください。

つけダレは、さわやかにポン酢に鬼おろしがおすすめです。煮込んでいる間に、鬼おろしで大根をおろして、ポン酢と合わせれば出来上がりです。おろした大根には、主にでんぷんなどの分解を助けるジアスターゼ(アミラーゼ)、たんぱく質の分解を促進するプロテアーゼという成分が含まれており、摂取することで消化をスムーズにしてくれます。

松山陶工場の土灰斑点土鍋の小は、一人分の朝鍋にぴったり。伊賀の耐熱土のみを使用した昔ながらの土鍋は、土鍋本体がしっかりと熱を蓄えて、食材の芯までじっくりと火を通し、うまみを引き出してくれます。朝鍋で体を温め、新しい季節も元気にスタートしましょう。

松山陶工場 土灰斑点土鍋 小
https://www.shokunin.com/jp/matsuyama/donabe.html
ヨシタ手工業デザイン室 ピーラー
https://www.shokunin.com/jp/yoshita/peeler.html
鹿児島竹製品 鬼おろし
https://www.shokunin.com/jp/kagoshima/onioroshi.html

参考資料
https://tokubai.co.jp/news/articles/4844

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【手作りバター】

バターを手作りしたことはありますか?もしかしたら学生のころ、修学旅行や学校行事などで作ったことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。バターは多少の根気さえあれば簡単に作れます。市販のものとは少し違った味わいで、クリーミーでとってもおいしいのです。

材料はシンプルです。生クリーム(乳脂肪分が35%以上のもの)を200ml、お好みで食塩など出来上がったバターに味付けするもの。そして、生クリームが入る大きさの蓋付きの容器。プロテイン用のシェイカーなどがあればちょうど良いですし、ハンドミキサーやフードプロセッサーがあれば、より簡単で楽です。

作り方は、冷蔵庫でよく冷やした生クリームを蓋付きの容器(容器も冷やしておくと時間短縮になります)に入れて、とにかく振り続けるだけ。時間はおよそ15分ほど。すると、生クリームが分離して固体のバターと液体のバターミルクになるのですが、手が疲れてくるので少し休みたくなったら容器ごと冷蔵庫に入れて休憩しましょう。ハンドミキサーやフードプロセッサーの場合も、分離してバターがまとまってくるまで撹拌します。

出来上がったバターは、そのままでもクリーミーでミルク感たっぷりの味わいです。そのバターにシンプルと食塩を練り込んでも良いですし、お気に入りの岩塩やハーブソルトなど、お好みの味付けでパンに塗ったり、料理に添えても良いですね。ラムレーズンやドライフルーツを混ぜ合わせて、クラッカーやビスケットにのせると、ワインによく合うおつまみになります。すりおろしたにんにくを加えて混ぜ、パンに塗って焼いたガーリックトーストもおすすめです。

一緒にできるバターミルクは、少量ですのでそのまま飲んでもおいしいですし、パンやお菓子作りにも使えるので無駄がありません。

日持ちがしないので、その日のうちに使い切るか、保存する場合は小分けにしてラップでぴっちりと包み、冷凍庫に入れておきます。クリーミーな手作りバター、ぜひお試しください。

ヨシタ手工業デザイン室 バターナイフ
https://www.shokunin.com/jp/yoshita/cutlery.html
東屋 バターケース 200g全判
https://www.shokunin.com/jp/azmaya/buttercase.html