2023年03月

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【松山陶工場のあたため鍋大と土灰斑点土鍋大小が再入荷いたしました】

大変長らく欠品しておりました松山陶工場のあたため鍋大と土灰斑点土鍋大小が本日再入荷いたしました。どちらも伊賀の耐熱土のみを使用した昔ながらの土鍋です。

花も盛りの季節ですが、まだまだ朝晩の冷え込みが厳しく、温かいものが恋しくなる日も少なくありません。朝はあたため鍋でチャイやスープを作ったり、夜には春野菜をたっぷり使った鍋で、体の内側から温めるのがおすすめです。当店から特別に製作をお願いしている土灰斑点土鍋は、大なら数人分のお鍋に、小なら一人分の鍋焼きうどんや一人鍋にぴったりです。

あたため鍋小、行平鍋の全サイズも追って再入荷予定です。今年の春は、お気に入りの土鍋で作る温かいお料理からスタートしてみてはいかがでしょうか?

松山陶工場 あたため鍋 大
https://www.shokunin.com/jp/matsuyama/
松山陶工場 土灰斑点土鍋
https://www.shokunin.com/jp/matsuyama/donabe.html

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【春を告げるそら豆】

春から初夏にかけて旬を迎える食べ物の一つに、そら豆があります。春になると、新玉ねぎ、新じゃが、アスパラガスや山菜などとともに、野菜売り場に色鮮やかでふっくらツヤのある豆類を見かけることが多くなります。スナップえんどう、グリーンピース、そら豆など、この季節の豆は青々としていて、見ているだけで元気が出てきます。

豆は世界最古の農作物といわれていますが、えんどう豆は、原産地がエチオピア、中央アジアなどとされ、古代エジプトや古代ギリシアでの記録があります。原産地域であるウズベキスタンのフェルガナ地方から漢に伝来した際に、漢人がフェルガナを「大宛」と呼び、その地の豆であることから、「宛の豆=えんどう」と名付けられたことが名前の由来とされています。

そら豆は、イスラエルの新石器時代の遺跡から出土していて、エジプトやトロイ遺跡からも化石が見つかっています。豆を包んでいる大きくてしっかりとしたさやが空の方を向いて伸びるので、「そら豆(空豆)」と呼ばれているそうです。そら豆の中でも、3cm以上の大粒のものを「一寸豆」や「おたふく豆」と呼びますが、空に向かって伸びる様子を成長に重ね合わせて、健やかな成長を祈る縁起物とされています。

当店の吉向窯のそら豆の箸置きを測ってみると、約3.6cmありました。青々としていて美しく、これがもし本物だったら、ふっくらホクホクしてきっとおいしいに違いありません。石炭層を含む独自配合の土で成型し、1000度で素焼きしたあと、刷毛で釉薬と色土を手塗りしています。一点一点風合いが異なり、実に味わい深い箸置きです。

一年を通して人気の商品ですが、週末の若松ショールームでは、たくさんのお客様がそら豆に春を感じているようでした。

吉向窯 そら豆の箸置き
https://www.shokunin.com/jp/kikkou/soramame.html
ヨシタ手工業デザイン室 てがかり
https://www.shokunin.com/jp/yoshita/tegakari.html
若松ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/wakamatsu.html

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【MokuNeji TOY Grip】

ペットボトルにつけると「ガラガラ」になる木製のトイグリップです。取っ手はブナの天然木を使用。塗装は100%天然のえごま油や漆を使用していますのでお子様が舐めても安心です。

奈良時代から伝わる山中漆器のろくろ技術を用いて、一つ一つ丁寧に手作りされています。小さな手にも、少し成長されたお子さんの手にも馴染むように大小流線型のカーブ形状に仕上げました。

お子様の長寿を祈願した金と銀の鈴、成長祈願の国産無農薬栽培の大豆、黒豆、花豆などが入っています。お好みのモノを入れてカラカラとやさしい音色をお楽しみください。

MokuNeji TOY Grip
https://www.shokunin.com/jp/mokuneji/toygrip.html