2022年11月

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【とりむね肉の老抽炒め】

色が濃く、主に煮込み料理などでツヤやコクを出すために使われる中国の濃口醤油「老抽(ラオチョウ)」。黒チャーハンやスペアリブの煮込みなどで使っていますが、今日は炒めたとりむね肉の味付けに使用してみました。

あっさりとしたとりむね肉に、少し濃い目のこってりした味付け。そのバランスを取るのが、たっぷりの鬼おろしです。大根をおろす前は「ちょっと多いかな」ぐらいの量でも、そのおいしさに、あっという間に食べきってしまうから不思議です。そのまま食べてももちろんおいしいのですが、白いご飯にのせるのも大変おすすめ。今日も一つ、新しいどんぶりに出会えたという喜びに満ちたお昼ご飯になりました。

大根には、胃炎やアレルギー疾患の予防や改善に効果がある成分が含まれており、特に生の状態で食べることでその効力が強く発揮されるそうです。また、辛み成分である「イソチオシアネート」は、インフルエンザウイルスや風邪の菌を除去してくれる効果が期待され、これからの季節には強い味方です。今日は野菜をたくさん食べたいな、ちょっと野菜が足りないかもしれないな、という日はぜひ大根を鬼おろしでおろしてみてください。

[材料(2人分)]
とりむね肉 1枚
(下味)
塩 少々
砂糖 少々
酒 少々
生姜 1かけ
にんにく 1かけ

花椒(あれば) 少々
油 適量
老抽(ラオチョウ) 大さじ1 

大根 適量
ねぎの青い部分 少々

[作り方]
1. とりむね肉にフォークで穴を開け、塩、砂糖、酒、すりおろした生姜とにんにくを揉み込んで下味を付ける。
2. 1を大きめの一口大に切る。
3. 大根は鬼おろしでおろし、ねぎの青い部分は斜め薄切りにする。
4. フライパンに油と花椒(あれば)を入れ、花椒の香りが出たらとりむね肉を加え、中火~強火でしっかりと炒める。
5. 老抽を回しがけ、全体に味が行き渡るようによく混ぜる。
6. 器に盛り付け、3をかけて出来上がり。

青龍窯 浅鉢
https://www.shokunin.com/jp/seiryu/hachi.html
鹿児島竹製品 鬼おろし
https://www.shokunin.com/jp/kagoshima/onioroshi.html
ジャパンポーレックス セラミックおろし 小
https://www.shokunin.com/jp/porlex/oroshi.html
木屋 薬味寄せ
https://www.shokunin.com/jp/kiya/yakumi.html
 
参考資料
https://toyokeizai.net/articles/-/105153

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【朝食の支度】

皆さんの朝はご飯派ですか?パン派ですか?コーヒーだけ?我が家はパン派です。

朝晩に加えお弁当、週末にはお昼もある家族の食事作りを考えるのが苦手です。レパートリーも何だか決まってしまい、それでも飽きないように何とかリズムをつけたい…ということで、朝はパン、お昼のあるときは麺類、夜はご飯となりました。絶対ではないけれど、それだけでも決まっていると心が少し軽くなります。

そんな朝の支度、トーストを焼く時につい手が伸びるのはconteのやくさじ小。スチームタイプのトースターは水差しの専用カップも付いていますが、気付けばこちらを手に取るようになりました。厚み、重さ、形状が何とも絶妙なバランスで手馴染みが良いのです。日々の食事作りに顔を出すやくさじ。今ではすっかり台所にも馴染んでおります。

conte やくさじ 5ml
https://www.shokunin.com/jp/conte/yakusaji.html

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【ジャポニスム】

19世紀後半、ヨーロッパに日本画や工芸品などの日本美術がもたらされ、それらは「ジャポニスム(仏: Japonisme)」と呼ばれる流行を生みました。当時、西洋では盛んに万国博覧会が開かれており、そこに開国を迎えた日本の美術品が出展され、広く知られることになったのです。特に1862年ロンドン万博、67年パリ万博、73年ウィーン万博における出展が好評を博し、日本美術への関心が飛躍的に高まりました。

浮世絵などの日本美術が、印象派の芸術家たちに影響を及ぼしたことは広く知られています。ジャポニスムの流行当初は、着物や陶磁器、浮世絵などが作中の小道具として登場するなど、「ジャポネズリー(仏: Japonaiserie)」、すなわちジャポニスムの前段階とされる「日本趣味」の範疇でした。ゴッホの『タンギー爺さん』、マネの『エミール・ゾラの肖像』などはジャポネズリーを代表する作品です。しだいに芸術家たちは、浮世絵の構図や色彩、主題など、それまでの西洋美術には見られなかったさまざまな要素を自らの作品に取り入れ、新しい表現を追求するようになり、ジャポニスムが花開きました。

シンメトリーを重んじる西洋美術の伝統的な表現に対して、浮世絵の遠近法に縛られない大胆な構図や、一瞬を切り取ったスナップショットのような構図は衝撃をもたらします。特にモネの『サン・タドレスのテラス』やドガの『ダンス教室』などの作品にその影響を見ることができます。また、鮮やかな色彩や、くっきりとした輪郭線は、ゴッホやゴーギャンなどの作風に影響を与えました。さらに富嶽三十六景や東海道五十三次絵などの各地の名所といった題材も、日常性を求める印象派の画家たちの思想に通じ合ったと考えられます。

ジャポニスムは印象派の芸術家にとどまらず、有機的な曲線をふんだんに用いたアール・ヌーヴォーの装飾様式にも影響を与え、クリムトの「金の時代」と呼ばれる金箔を多用した作品たちもまた、琳派の影響だといわれています。日本からもたらされた作品は、古典的な美術が支持された時代に、新たな美術のスタイルを求める当時の芸術家たちに目新しく斬新なものに映ったことでしょう。それぞれの作品が、どのような背景を持ち、どういった作家から影響を受けたのかを考えながら鑑賞すると、新たな発見を得られるかもしれませんね。

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャポニスム
https://ja.wikipedia.org/wiki/印象派#題材と構図
https://sfumart.com/column/10minart_34/
https://ja.wikipedia.org/wiki/接吻_(クリムト)
https://artscape.jp/artword/index.php/ジャポニスム