2022年08月

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【くろがね堅パン】

北九州には鉄のように堅いお菓子があります。明治日本の産業革命遺産の一つとして世界文化遺産に登録された八幡製鐵所(現在の日本製鉄株式会社九州製鉄所八幡地区)から、大正時代に誕生したという伝統銘菓「くろがね堅パン」。商品名の「くろがね」は、そう、「鉄」の古称です。パッケージの袋には、「大正時代に官営八幡製鐵所が従業員のための食品として独特の原料と製法により開発したものです。自然の風味とふるさとの安らぎが感じられる堅パンをご賞味ください」とあります。

大正末期の日本では、鉄鋼産業を中心とする重工業が発展し始め、近代化が加速していました。そして1914年の第一次世界大戦開始とともにヨーロッパ向けの軍需も増え、製鉄ブームが訪れます。昼夜を問わず稼働し続ける工場を支えるため、従業員は長時間の肉体労働をしなくてはなりません。そのため、従業員の疲弊が激しく、一般のパンでは栄養が足りなかったのだそう。そこで栄養補助のために作られたのが、この「くろがね堅パン」。従業員たちは、このくろがね堅パンを作業着の胸ポケットに差し、作業の合間にかじっていたのだそうです。

木の実をかじる小動物への尊敬の念が高まるほど、実物は噛み切るまでが本当にとっても堅い。でも安心してください。少しずつ少しずつ噛んでいくことはできます。口の中に入ってしまえば優しく懐かしいビスケットのよう。一枚一枚が完璧な長方形ではないところも何だか愛らしいのです。

ただの“保存食”ではありません。支えようと寄り添ったことから生まれたレシピは、昔からずっとずっとたくさんの人の心を“やわらかく”してきたのかもしれませんね。

くろがね堅パン
https://www.spina.co.jp/business/food/
若松ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/wakamatsu.html

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【マッケンチーズ(mac'n cheese)】

ニューヨークのローカルフードの食べ歩き動画を見ていたら、聞き慣れない「マッケンチーズ」という言葉を耳にしました。マッケンチーズとは、「マカロニ・アンド・チーズ」の愛称で、アメリカやイギリスでは家庭料理としても普及している定番料理です。伝統的なマカロニ・アンド・チーズは、マカロニグラタンのようにオーブンで調理するものも多かったようですが、現代ではマカロニにチーズを混ぜたファストフード的なものや、ハムやソーセージ、ツナ缶などを混ぜて調理したものも広く食べられています。

早速、そのマッケンチーズを晩酌のおともに作ってみることにしました。行平鍋にお湯を沸かし、マカロニを茹でます。その間に、フライパンにバターを溶かし、薄力粉、塩、胡椒を加えて、なめらかになるまで練ります。牛乳(または豆乳)を加え、焦げ付かないように火力を調整して全体がなめらかになるまで混ぜます。最後にチェダーチーズを加え、チーズが溶けるまでゆっくりかき混ぜ、茹で上がったマカロニにソースを絡めて出来上がり。もっとチーズ感が欲しいときは、その上に粉チーズをかけてもおいしいです。インターネットには、たくさんのマッケンチーズのレシピがありますので、ぜひお好みのレシピを探してみてください。

小笠原陸兆 フライパン
https://www.shokunin.com/jp/rikucho/fryingpan.html
本間数勇商店 わら鍋敷き 中
https://www.shokunin.com/jp/honma/nabeshiki.html
大久保ハウス木工舎 調理匙
https://www.shokunin.com/jp/okubo/saji.html
中村銅器製作所 行平鍋
https://www.shokunin.com/jp/nakamuradouki/yukihira.html

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%BC%E3%82%BA
https://www.allrecipes.com/recipe/238691/simple-macaroni-and-cheese/
https://www.youtube.com/watch?v=liqqZkUYh70 (食べ歩き動画)

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【湯呑茶碗と煎茶茶碗】

お茶のお碗として代表的なものに「湯呑茶碗」と「煎茶茶碗」があります。湯呑茶碗は普段使い用のお碗で、厚手で熱が逃げにくく冷めにくいのが特徴です。対して煎茶茶碗(汲み出し)は来客用で背が低くて口が広く、お茶の色や香りを楽しむのに適したお碗です。

茶碗は茶器の一つとして中国で生まれ、奈良時代から平安時代にかけてお茶と一緒に日本に伝来したと考えられています。江戸時代、煎茶の流行とともに従来からの抹茶茶碗に加え、白湯・番茶用の湯呑茶碗、煎茶用の煎茶茶碗も用いられるようになったそうです。

今はTPOや選ぶお茶に合わせたり、食器として使用することもできます。もちろん、温かさや冷たさ、器の質感、お茶の香り、と、五感を使ってお茶の時間も楽しんでみてください。

山の形 川色の器
https://www.shokunin.com/jp/yamanokatachi/kawairo.html
白山陶器 湯のみ猪口
https://www.shokunin.com/jp/hakusan/yunomi.html
一陽窯 汲み出し
https://www.shokunin.com/jp/ichiyou/kumidashi.html
青龍窯 煎茶碗
https://www.shokunin.com/jp/seiryu/sencha.html

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/茶碗
https://www.nihonwasyokutakubunka.com/column/2942