2022年04月

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爽やかな風が心地よい洞海湾。若戸渡船の若松渡場目の前にある上野ビルが職人.com若松ショールームです。しばらくは毎週土日12~17時の営業となりますので、今日と明日皆様のお越しを心よりお待ちしております。銀座と三条もオープンしておりますのでぜひお越しくださいませ。

ショールームのご案内
https://www.shokunin.com/jp/showroom/

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【日本酒の種類】

日本酒には大きく分けて3つの種類、「純米酒」「吟醸酒」「本醸造酒」があります。

純米酒は、米と麹、そして水だけで造られており、醸造アルコールが含まれていないため、米本来の甘味や旨味を感じられます。

吟醸酒(純米吟醸酒・純米大吟醸酒を除く)と本醸造酒には、醸造アルコールが含まれています。2つの大きな違いは米の精米歩合(玄米から表層部を削って残った米の割合)で、吟醸酒は60%以下、大吟醸酒は50%以下、本醸造酒は70%以下と定められています。

また、吟醸酒は、より磨いた米を低温で長時間発酵させる製法、「吟醸造り」によって造られています。これにより、辛口ですっきりしたフルーティーな香りを楽しむことができるので、日本酒初心者の方にもおすすめです。精米歩合の高いものになればなるほど、華やかな香りが強くなります。純米吟醸酒・純米大吟醸酒は、純米酒と吟醸酒の特徴を併せ持つ日本酒です。

本醸造酒の場合は、きりっとした後味でキレが良い、いわゆる「辛口」な味わいが特徴。これは添加する醸造アルコールそのものが辛口であることにも由来します。

さらに、火入れ(殺菌を目的とした加熱処理)の加減や貯蔵期間によっても種類が異なります。一度も火入れしない日本酒は「生酒」、火入れせず貯蔵して出荷前に一度火入れしたものは「生貯蔵酒」など、名前を見れば火入れ具合が分かるので、それぞれの味わいの違いを比べてみるのも面白いですよ。

秋に収穫した米を醸造し、冬に出荷された酒は「新酒」と呼ばれ、貯蔵期間が短いためフレッシュさが特徴です。一方3年以上貯蔵された日本酒は「古酒」と呼ばれ、期間によって色や味わいが異なります。果実や木の実などのような、香りも全く違うのでさまざまな銘柄を飲み比べてみてはいかがでしょうか?

また、日本酒は温度によっても味わいが変化し、それぞれに適した日本酒も存在します。

冷酒:7~10度・・・香りが程よく広がる
冷や(常温):15~20度・・・酒本来の味わい
ぬる燗:40度前後・・・芳醇な旨味
熱燗:50度前後・・・シャープな香り

自分好みの種類に加え、温度による変化を楽しんでみましょう。

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https://www.shokunin.com/jp/hirota/nihonshu.html
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参考資料
https://www.sawanotsuru.co.jp/site/nihonshu-columm/knowledge/kind-of-sake/
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/lab/topics/20201218/02/
https://www.hakutsuru.co.jp/yamada/about/
https://jp.sake-times.com/enjoy/shop/sake_g_fushimi-sakagura-kouji