2022年03月

no title

1

2

4

【今年の超最強開運日】

日本の暦には、干支の組み合わせにより吉凶を占う選日があります。

「一粒万倍日」は、一粒の籾が万倍にも実る稲穂になることから、何事を始めるにも良く金運に良い吉日。「天赦日」は、百神が天に昇り天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされる最上の大吉日です。そして、「寅の日」は、古来中国では虎の毛皮は金色であることから、金運の象徴と考えられていたことと、「虎は千里往って千里還る」ということわざから、出て行ったお金を呼び戻してくれるとされる、12日ごとに巡ってくる金運の吉日です。

2022年の3月26日は、この吉日が3つ重なる最強の開運日といわれています。何かの節目のタイミングや、自分へのご褒美など、財布の新調や使い始めのきっかけにするのに良さそうです。

当店で扱う財布はいくつかございます。ここでは、最近人気のある小さな財布をご紹介いたします。それぞれの個性ある財布からこだわりを見つけて、自分らしいお気に入りの財布と開運を手に入れられますように。

エムピウ ストラッチョ
https://www.shokunin.com/jp/mpiu/straccio.html
SyuRo 小銭入れ
https://www.shokunin.com/jp/syuro/leather.html
SIWA・紙和 財布(小額のご注文分は普通郵便となり、お届けまでにお時間を頂く場合がございます)
https://www.shokunin.com/jp/siwa/saifu.html
二とみ 絞り染めがま口(セミオーダーのため10日前後かかります)
https://www.shokunin.com/jp/nitomi/gamaguti.html

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/一粒万倍日
https://ja.wikipedia.org/wiki/暦注下段#天赦日
https://oggi.jp/6588995
https://jinja-gosyuin.com/tora/

IMG_5797

【桜の季節に寄せて】

春の本番を告げる桜の季節です。桜の開花期間は約2週間足らず。突然ぱっと華やかに開花し、さっと一瞬で散る桜は、日本人の精神性を象徴する花であり、人々の暮らしに寄り添いながら日本人の美意識や文化の礎となりました。また、桜はたびたび日本のシンボルとしても使用され、100円硬貨の表面には桜花がデザインされています。

日本のお花見の文化は、奈良時代の貴族の行事が起源といわれています。お花見の習慣は中国から伝来し、梅の花を観賞するものでしたが、平安時代にその対象は梅から桜へと変化しました。鎌倉・室町時代からは、お花見は貴族の風習から武士階級へ、そして江戸時代からは庶民の文化となりました。江戸時代の東京のお花見の名所は、かつては寛永寺の境内地であった上野恩賜公園だったようです。

中世以前のお花見の桜といえば山桜で、江戸時代にはさまざまな種類の群桜(むれざくら)を楽しんでいました。現在の日本の桜の8割を占めるソメイヨシノは、昭和の高度経済成長期にかけて、全国的に多く植栽されました。

藤木伝四郎商店の茶筒は、山桜の樹皮を使用した秋田県の伝統工芸品の「樺細工」です。茶筒を作る「型もの」と呼ばれる技法は、円柱の木型に膠(にかわ)を塗った経木と桜皮を巻き付けて貼り合わせ、その一本の筒から外芯、内芯、外蓋、内蓋を作ります。全パーツが同じ筒から作られるため、湿度が変わっても高い機密性を保ちます。そして素材の桜皮は湿気を避け乾燥を防ぐ特性を持っているため、茶筒に適しています。山桜の樹皮の表情を生かしたものは「霜降皮」、樹皮を薄く削り研磨したものは「無地皮」と呼ばれています。日々手で触れることによって光沢が増し、落ち着いた色目の経年変化を楽しむことができます。

世代を越えて愛される普遍的なこの商品は、次の世代へと引き継いで使用していただきたい商品です。藤木伝四郎商店の総皮茶筒の「霜降皮」と「無地皮」をショールームにてぜひお手にとってご覧くださいませ。

藤木伝四郎商店 総皮茶筒
https://www.shokunin.com/jp/denshiro/
銀座ショールーム(金土日月の12-18時に営業)
https://shokunin.com/jp/showroom/ginza.html
三条ショールーム(年末年始以外年中無休で12-18時に営業)
https://shokunin.com/jp/showroom/sanjo.html
今出川ショールーム(火水木の14-17時に営業)
https://www.shokunin.com/jp/showroom/imadegawa.html

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/サクラ
https://ja.wikipedia.org/wiki/ソメイヨシノ
https://ja.wikipedia.org/wiki/花見
http://denshiro.jp/kabazaiku/
https://web.archive.org/web/20021019132921/http://www4.ocn.ne.jp/~kougei/j-index.html

1

2

3

4

【おにぎり焼き器】

先日立ち寄った八重洲の書店で、最近新しく創刊された栗原はるみさんの雑誌を開いてみました。美しい写真や記事の中に、小笠原陸兆のおにぎり焼き器を見つけ、思わずあっと声を上げてしまいました。写真に写るそれはかなり使い込まれた様子で、焼いているおにぎりも香ばしくて美味しそうです。

それぞれの家庭の食卓に寄り添い、しっかり使い込まれた道具だからこそ醸し出される美しさに引き寄せられ、じっくりと記事を読みたくなり、その雑誌を購入しました。使ってこそ美しい工芸品の存在感にあらためて感動しました。

小笠原陸兆 おにぎり焼き器
https://www.shokunin.com/jp/rikucho/onigiri.html
新パーソナルマガジン 栗原はるみ
https://www.yutori.co.jp/shop/pg/1harumi-magazine/