2022年03月

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【奥原硝子製造所のコップ】

琉球ガラスは沖縄の伝統工芸の中では新しい民藝品に分類されます。戦後の駐留軍からの需要で、ガラスの材料がないために、米兵たちが捨てていたコーラやビール瓶の廃瓶を使用して製造されました。製品はアメリカ人の生活様式と好みに合わせ、コップやワイングラス、水差しなどが作られていました。そのような琉球ガラスは、日用品の「用の美」として、民藝運動を牽引した一人である濱田庄司により見出され、沖縄の名産となりました。

一点一点異なる形、気泡や黒い点が入ることもあるような素朴さ、そして厚手のぽってりとしたフォルム。奥原硝子製造所のコップは、沖縄の焼き物と同じように力強い存在感があり、その気候と風土を感じさせる味わい深いものです。琉球ガラス最古の工房である奥原硝子製造所の商品は、原料に窓ガラスの廃ガラスを使用したライトラムネカラーです。沖縄の海と空のような色とフォルムに、南国の気分やおおらかさを感じます。

そんな沖縄のコップを、目覚めの水を飲むのに使用するのはいかがでしょうか?(うがいをしたあとの)朝のコップ一杯の水は、睡眠中の脱水症状を補い、神経が多く集中しているといわれる口内を刺激して朝の脳と身体のスイッチを入れるのに良いとされています。耐熱グラスではないので熱湯は使用しないようにしてください。

奥原硝子製造所 コップ
https://www.shokunin.com/jp/okuhara/kop.html
奥原硝子製造所 ペリカンピッチャー
https://www.shokunin.com/jp/okuhara/pelican.html

参考資料
https://toyokeizai.net/articles/-/421622
民藝の教科書⑤『手仕事いろいろ』久野恵一監修

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【青龍窯の一輪挿しが加わりました】

青龍窯を代表する釉薬「残雪」の一輪挿しが加わりました。すらりとした佇まいにやわらかい曲線が、優美で可憐な印象を与える小と、動きのあるカーブが印象的な輪郭を作り出す大がございます。

春先でも山に雪が残る東北。その雪解けの風景をイメージした釉薬「残雪」は、表面に原土に含まれる鉄分が滲み出ることで、やわらかい白色を生み出しています。

やさしい白の一輪挿しに花や枝葉をさりげなく生ければ、春を迎える喜びをほのかに感じられることでしょう。

※数量に限りがございますので、時間差で売り切れましたらご予約扱いとさせていただきます。納期は1カ月前後です。

青龍窯 一輪挿し
https://www.shokunin.com/jp/seiryu/ichirin.html

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【手毬寿司】

一口サイズで見た目も鮮やかな手毬寿司。簡単につまんで食べられるフィンガーフードとして、ひな祭りやお祝いの席など、おもてなしにもぴったりのメニューです。

サーモンなどの赤味は彩りも良く、また、薄く切ったキュウリやラディッシュなどの野菜を使うとカラフルな印象に。寿司飯をあらかじめ同じ大きさに丸めてから、切り身や具と一緒に茶巾の形に絞ると、均一なサイズで綺麗に仕上がります。

京都には、握り寿司、鯖寿司、手毬寿司と、さまざまな種類の寿司があり、舞妓さんのおちょぼ口でも食べやすい、「豆すし」も人気です。

一種類でシンプルに作っても、花咲く春のように彩り華やかに仕上げても、お洒落なメニューになること間違いなし。チーズボードや重箱に自由に盛り付けて、楽しんでみてはいかがでしょうか?

ヨシタ手工業デザイン室 チーズボード
https://www.shokunin.com/jp/yoshita/cheese.html
松屋漆器店 白木塗重箱
https://www.shokunin.com/jp/matsuya/