【木屋のすき焼き鍋が加わりました】
約900年の歴史がある鋳物産地の岩手県奥州市水沢。平泉の文化を支えてきた鋳造の技術が引き継がれ、現代に生きる日用品を作り続けています。
このすき焼き鍋は、鋳造後に800度以上の高温焼成をする「窯焼き」を経たのち、漆を焼き付けて仕上げられています。また、鍋の両端に取り付けられる釜鐶(かまかん)が付属しているのが特徴です。
釜鐶とは、もともと茶道の炭手前で用いる釜を上げ下ろしする際に、釜の両端にある鐶付という穴に通す金属製の輪のこと。火にかけるときは外しておき、運ぶときは鐶付に通すだけ。鍋つかみを使用せずとも、簡単に熱い鍋を移動させることができます。
厚みがある鋳物の鉄鍋は熱をたくさん蓄えるため、食材を入れても温度が下がりにくく熱が鍋全体に行き渡ります。また、火の回りが安定し鍋の温度を一定に保つので、食材を継ぎ足しながら「焼いて煮る」すき焼きに適しています。
木屋 すき焼き鍋
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