



【木組】
木の性質を利用して、木と木をすき間なく組み合わせる「木組」。木組は古代、縄や紐で丸太を縛ることから始まり、その後、木材を切り欠いて組み合わせる技術へと発展したそうです。
豊かな森林に恵まれ木に親しんできた日本人は、古くからその技術を日常生活で使う小物入れから家具、さらには住宅と、さまざまな対象に用いてきました。
石造りのアーチ構造はよく見られますが、それを木に置き換えた錦帯橋(山口県岩国市)は世界的にも珍しい存在で、ご存じの方も多いと思います。これもまた「木組」です。
現在、上野の国立科学博物館では、これらの木組を分解して、隠れている部分を大公開!木組職人達の知恵や工夫、高度な技を目の当たりにしながら、奥深い木組の魅力に触れることができます。
銀座から少し足を延ばして、ぜひ秋の上野公園を訪れてみてください。
銀座ショールーム(金土日月の12-18時に営業)
https://www.shokunin.com/jp/showroom/ginza.html
国立科学博物館(※月曜休館、イベントは11月24日(水)まで。詳しくはhttps://www.dougukan.jp/kigumi/page/venue-tokyo.html)
https://goo.gl/maps/zaxwjgo3yrXxz5K58 (地図)