2021年10月

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【フィッシュパンで焼き芋】

日を追うごとに朝夕の気温が下がり、季節が冬支度を始めているような気配を感じます。今年は残暑が長引いたこともあり、短いかもしれない秋を目一杯楽しもうと、秋の味覚のあれこれを考えていたら、美味しそうなサツマイモを実家からもらいました。

サツマイモを水で洗い、水が付いたままアルミホイルで包んだら、フィッシュパンに入れて蓋をし、時々ひっくり返して中まで火を通します。いつだったか幼い頃に食べたような、どこか懐かしいホクホクの焼き芋の出来上がりです。弱火でじっくりと焼くことで、サツマイモの甘さが増していくそうです。

小笠原陸兆のフィッシュパンなら、長いサツマイモも切らずに焼くことができ、重みのある蓋にも熱が回るため、満遍なく火を入れることが可能です。

焼き芋にはお好みで塩やバターをのせても美味しいです。2つに割った瞬間の甘い香りには、心がホッと癒されるようです。

小笠原陸兆 フィッシュパン
https://www.shokunin.com/jp/rikucho/fishpan.html

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【パン皿でパンが輝く】

美味しいパン屋さんがひしめき合う京都。惣菜パンや菓子パンなど、種類豊富な中から厳選するのが大変なので、結局一日かけて食べるくらいの量を買ってしまうこともあります。

そんな美味しいパンをより美味しく見せてくれるのが、『民藝の教科書』シリーズの監修もされている鎌倉の民藝店・もやい工藝が、富山県南砺市のわたなべ木工芸と共につくられている、無塗装のケヤキのパン皿。パンを袋のまま食べるよりも、風合いのある木のお皿に置いてみると、何倍もパンが輝いて見えるのが不思議です。特にトーストを置いたときのバランスが絶妙で、横に小皿に入れたジャムなどを添えてみたくなります。スライスしたいくつかのパンを一緒に盛り付けると、優雅なカフェのモーニングを連想させてくれます。

無塗装の木地はトーストしたパンの湿気を吸い取るので、程よくサクサク食感を保つことができ、見た目だけでなく機能性も優れています。毎朝使うごとにパンに含まれるバターが染み込んで、徐々に風合いが出てくるのも面白く、愛着が湧いてくるのも白木のパン皿ならでは。経年変化を楽しみながら、自分だけのパン皿が育っていくのを楽しんでみてはいかがでしょうか?

現在、三条ショールーム、銀座ショールームに展示しておりますので、ご来店の際にはぜひお手に取ってご覧くださいませ。

もやい工藝 ケヤキのパン皿
https://www.shokunin.com/jp/moyai/
三条ショールーム(年末年始以外年中無休、12-18時に営業)
https://www.shokunin.com/jp/showroom/sanjo.html
銀座ショールーム(金土日月の12-18時に営業)
https://www.shokunin.com/jp/showroom/ginza.html

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【香川県の郷土料理、しっぽくうどん】

寒い季節が近づくと、香川県のうどん屋には「しっぽくうどん」がメニューに加わります。しっぽくうどんは香川県の郷土料理で、大根や人参、里芋など秋から冬にかけて採れる野菜と油揚げを煮干しの出汁で煮込み、うどんにかけて作ります。野菜の甘さと油揚げの旨味が美味しい一品です。

しっぽくは漢字で「卓袱」と書き、その由来は江戸時代に長崎県で盛んだった卓袱料理にあります。卓袱料理は、中国料理や西欧料理が日本風になったもので、中国料理と同様に、円卓を囲んで大皿に盛られたコース料理を味わう特徴があります。卓袱料理は長崎から京都や大阪などにも伝わり、1800年前後の江戸では一大ブームになったそうです。卓袱料理の中に、大皿に盛った麺の上に魚介類や野菜をのせたものがあり、この料理からヒントを得てしっぽくうどんが生まれ、各地で食べられていったと考えられています。

京都にもしっぽくうどんが存在し、厚焼き玉子や、かまぼこ、椎茸などで作られ、うどんのつゆをあんかけにしたものは「のっぺい」と呼ばれます。また、山形県山形市にもしっぽくが訛ったと考えられる「すっぽこうどん」があります。こちらは鶏肉、椎茸、かまぼこ、エビ、セリなどが入ったあんかけうどんで、のっぺいうどんに近い料理です。

しっぽくうどんは具沢山なので一品でも食べ応えがあり、野菜不足を補うこともできます。これからの寒い季節、しっぽくうどんで温まってみてはいかがでしょうか?

しっぽくうどん 4人分

[材料]
大根 200g
人参 120g
里芋 3個
油揚げ 4分の1枚
鶏もも肉 100g
ゆでうどん 4玉
水 5カップ
煮干し 30g
薄口しょうゆ 大さじ4
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
細ねぎ(小口切り) 適宜

[作り方]
1. 鍋に水と煮干しを入れて中火にかけ、10分以上煮る。火を止めて煮干しを取り出す(一晩、水に浸けておくだけでもよい)。
2. 大根、人参、油揚げは短冊切り、里芋は皮をむいて厚めの輪切り、鶏肉は1~2cm角に切る。
3. 1に里芋以外の材料を入れて煮る。里芋も加えて軟らかくなるまで煮、薄口しょうゆ大さじ4、みりん大さじ1、酒大さじ1を入れる。
4. 熱湯でうどんを温めて器に入れ、3をかけ、細ねぎを散らす。

TOJIKI TONYA 8寸オーブン平鍋
https://www.shokunin.com/jp/tojikitonya/iga.html

参考資料
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kosodate/youchien_hoiku/kodomoen/shokuiku/recipe/gohan/shippoku_udon.html
http://www.gennai.co.jp/story/page3/koba51.html
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/sippoku_udon_kagawa.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/卓袱料理
https://www.nichimen.or.jp/know/zatsugaku/47/
https://www.kyoto-chishin.com/trip/tripblog/tsubuno/74643.html