【ローカルでモダンな民藝ムーブメント】
「民藝運動」とは、1926(大正15)年に柳宗悦・河井寛次郎・浜田庄司らによって提唱された生活文化運動です。古い日用品を発掘してその技術を復活させ、無名職人による日用の美を世に広めて新しい日用品の普及を目指しました。
民藝という言葉は「民衆的工芸」の略語です。一般の民衆が日々の生活に必要とする道具の中に美的価値を見出しました。
戦前から戦後を跨ぎ、日本とアジア、世界を足と目で触れて、柳宗悦たちがその民藝美を広めてきました。その美意識は今、確固たる価値観として私たちの暮らしに生きています。
そんな歴史をご覧いただくことができる東京国立近代美術館で開催中の「民藝の100年」展。ぜひ足をお運びください。
柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」(2021年10月26日~2022年2月13日)
https://mingei100.jp
参考資料
https://www.nihon-mingeikyoukai.jp/about/
https://www.nihon-mingeikyoukai.jp/about/purpose/
http://sobanoyokozuki.com/topics3/16/kawai.html