2021年10月

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【ローカルでモダンな民藝ムーブメント】

「民藝運動」とは、1926(大正15)年に柳宗悦・河井寛次郎・浜田庄司らによって提唱された生活文化運動です。古い日用品を発掘してその技術を復活させ、無名職人による日用の美を世に広めて新しい日用品の普及を目指しました。

民藝という言葉は「民衆的工芸」の略語です。一般の民衆が日々の生活に必要とする道具の中に美的価値を見出しました。

戦前から戦後を跨ぎ、日本とアジア、世界を足と目で触れて、柳宗悦たちがその民藝美を広めてきました。その美意識は今、確固たる価値観として私たちの暮らしに生きています。

そんな歴史をご覧いただくことができる東京国立近代美術館で開催中の「民藝の100年」展。ぜひ足をお運びください。

柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」(2021年10月26日~2022年2月13日)
https://mingei100.jp

参考資料
https://www.nihon-mingeikyoukai.jp/about/
https://www.nihon-mingeikyoukai.jp/about/purpose/
http://sobanoyokozuki.com/topics3/16/kawai.html

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【サンドウィッチガイド】

一つのサンドイッチでいろいろな具を一度に楽しみたい。そんなときこそ、サンドウィッチガイドが活躍してくれます。

両面を焼いたトーストにサンドウィッチガイドを置いたら、まずはケチャップから。次にザワークラウトを全面に広げ、その上にスクランブルエッグをのせます。次に焼いたベーコンを並べて、最後は自家製マヨネーズを。お好みで黒胡椒もどうぞ。そっとガイドを外したら、もう半分のトーストで軽く挟んで完成です。

四隅まで具が行き渡った贅沢サンドウィッチをお楽しみください。

ヤマサキデザインワークス サンドウィッチガイド
https://www.shokunin.com/jp/yamasaki/sandwich.html
ヨシタ手工業デザイン室 チーズボード
https://www.shokunin.com/jp/yoshita/cheese.html
使用動画
https://www.youtube.com/watch?v=lLuGQxjZr4w

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【お風呂で日々の疲れを癒す】

気温が下がり、屋外にいると温かいお風呂が恋しくなります。

日本人は普段から湯船に浸かる人が多いですね。要因として、火山が多く温泉に恵まれていたことが根底にあり、それに加えて日本の高温多湿な夏と乾燥した寒い冬が特徴の気候が湯船に浸かる文化と関係しているとされています。

温泉の利用は縄文時代からあったそうですが、温泉以外の入浴は江戸時代の初期から。肩までお湯に浸かる「据え風呂」が登場し、「五右衛門風呂」などの薪を燃やして風呂釜を直接温めるタイプのお風呂はこの頃に誕生したそうです。

「据え風呂」が登場する以前は蒸し風呂のようなもので蒸気を発生させて、その蒸気に人間が蒸せられて、垢をこすりおとし、掛け湯をするというものだったそうです。

山一の風呂椅子や丸湯桶で使用されている「木曽さわら」は木曽五木の一つであり、軽くて水に強いという特性があるため、浴槽材として多く使用されています。使うことで浴室の木の香りが広がり、温泉に来ているような気分にさせてくれます。

気温の変化で疲れが溜まっている方も多いのではないでしょうか。木の香りでお風呂をよりリラックスした時間にしてみてはいかがでしょうか。

山一 湯浴みセット
https://www.shokunin.com/jp/yamaichi/yuami.html

参考資料
https://www.lixil.com/jp/stories/stories_08/
https://www.bathclin.co.jp/happybath/入浴の歴史-2/