2021年08月21日 一陽窯のコーヒーコーンが新しくなりました。昔ながらの素材、製法で作られた備前焼のコーヒードリッパーです。コンパクトサイズになり、受け皿がなくなりました。 一陽窯のコーヒーコーンが新しくなりました。昔ながらの素材、製法で作られた備前焼のコーヒードリッパーです。コンパクトサイズになり、受け皿がなくなりました。円錐形ペーパーフィルターをセットして、容器の上にのせてお使いください。豆は20g程度までドリップ可能です。 一陽窯 コーヒーコーン https://www.shokunin.com/jp/ichiyou/coffee.html
2021年08月21日 【トマトと鶏がらスープのうどん】どの家庭にもある材料でこれほどまでに違う美味しさを出せることが、「料理はマジック」と言われる所以ですね。 世界の交易の中心地であった唐の都・長安(現西安)。食文化も豊かです。その場所から来日して約11年になる当店スタッフは、日々たくさんのアイデアを我々にもたらしてくれます。 昨日帰り際に見せてくれたYouTube動画を参考にして作ったトマトと鶏がらスープのうどん。塩、豆板醤に、炒めたにんにく・しょうがも入っています。素晴らしい味で、あっという間に完食しました。 どの家庭にもある材料でこれほどまでに違う美味しさを出せることが、「料理はマジック」と言われる所以ですね。 【トマトと鶏がらスープのうどん】 [材料(2人分)] うどん(今回は稲庭うどんを使用) 2人前 トマト(中サイズ) 2個 鶏もも肉 適量 しょうが 1かけ にんにく 1かけ 鶏がらスープの素 適量 塩 少々 豆板醤 少々 黒胡椒 少々 水 適量 油 適量 とうもろこし 2分の1 パクチー 適量 [作り方] 1. トマトは包丁で小さく切っておく。 2. しょうがとにんにくをみじん切りにする。 3. とうもろこしは茹でて実を芯から外しておく。パクチーは細かく刻む。鶏肉を1口大に切る。 4. フライパンに油を引き、弱火でしょうがとにんにくを炒めて香りを出す。 5. 鶏肉を中火で炒め、色が変わったらトマトを入れてさらに炒める。 6. 器で水を量ってフライパンに入れ、沸騰したら中弱火にしてしばらく煮込む。 7. 鶏がらスープの素、塩、黒胡椒で味を整える。 8. 別の鍋でうどんを茹でる。茹で上がったら水で締め、再度熱湯に通して温める。 9. 器にうどんとスープを入れ、とうもろこし、パクチーをのせる。 青龍窯 どんぶり碗 https://www.shokunin.com/jp/seiryu/donburi.html 参考動画 https://youtu.be/aTWb51P3j-8
2021年08月21日 「松坂嶋」のシマは、15世紀に現ベトナム北部周辺で織られていた「柳条布」という細い縞柄の綿布がもたらされたことによる、「嶋渡り(舶来)」から来ています。 松阪木綿の特徴である縦縞は「松坂嶋」とも言われ、現在でも、歌舞伎役者が縞の着物を着ることを「マツサカを着る」と呼ぶことからも、縞と言えば松阪木綿が代表的な存在であったことが分かります。 「松坂嶋」のシマは、15世紀に現ベトナム北部周辺で織られていた「柳条布」という、柳の葉の葉脈のように細い縞柄の綿布がもたらされたことによる、「嶋渡り(舶来)」から来ており、それゆえにシマ柄と言われるようになったといわれています。 江戸時代、松阪木綿(当時は伊勢木綿、または勢州木綿という呼び名でした)が大流行。江戸の人口が100万人といわれた当時、年間50数万反を売り上げていました。特に日本橋大伝馬町一丁目は、「一丁目(大伝馬町)は伊勢店ばかり」と揶揄されるほど伊勢国出身の木綿問屋が集まっていて、歌川広重の錦絵にもその様子が描かれています。 当時江戸では、倹約令によって華美な着物を堂々と着られなくなっていたところでした。気質や態度、身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があり、無駄に飾り立てず、派手に目立たぬことを「粋」と呼び、その「粋」を誇りとした江戸の庶民。遠目から見ると無地のように見えて近付いてみると、さまざまな縞柄模様が粋でお洒落だとして、江戸っ子をとりこにしました。 生産地である松阪に、ひと頃は千をも数えた織元ですが、現在はたったの一軒を残すのみ。この一軒だけで松阪木綿の全生産を支えています。丸川商店では、この最後の織元と協力して松阪木綿の継承と再興に取り組んでいます。 正藍染めの糸を使い、洗うほどに深みを増す藍の青さを連ねた縞模様と素朴な風合いを手に、街を闊歩するのも乙なものですね。 丸川商店 あづま袋 https://www.shokunin.com/jp/marukawa/azuma.html 丸川商店 しじみ https://www.shokunin.com/jp/marukawa/shijimi.html 参考資料 https://www.city.matsusaka.mie.jp/site/kanko/matsusakamomentoha.html