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栗久は、明治7年創業の秋田県大館市の大館曲げわっぱ製造元。現在は6代目である栗盛俊二さんが中心となり製品が作られています。俊二さんは大館の職人一家に生まれ、グッドデザイン賞などにも多数輝く美しいデザインもさることながら、使い心地を第一に考えた、高い機能性を備えた工芸品作りを追求し続ける作り手さんです。

栗久の曲げわっぱ製品は、年間を通して寒暖の差が激しい環境で育ち、年輪が詰まった丈夫な天然秋田杉で作られます。杉はジャポニカ・シーダーといって、日本にしかない木材です。栗久で使う秋田杉は、折れの原因になる節がないという特徴があります。植えて10年程経過した杉の上の枝だけを残し、下の枝を払う「裾刈り」を行い、それを200~300年成長させることで、節のない秋田杉が作られます。そのため大変貴重ですが、製品の耐久性を高める、機能性に優れた杉になります。

驚くほど軽いので持ちやすく、高い保温効果もある曲げわっぱのお椀。木目に沿って、斜めに巻き付けられたモダンなデザインが特長です。天然杉の美しい木目を食卓でお楽しみいただけます。

栗久 曲げわっぱのおわん
https://www.shokunin.com/jp/kurikyu/owan.html

参考資料:
https://colocal.jp/topics/think-japan/lifewithwood/20141015_38155.html