平安時代中期まで遡る、歴史ある陶器産地・美濃において、
1794(寛永6)年の創業から代々、すり鉢やおろし器などの陶器を作られてきた山只華陶苑。
その7代目となる加藤智也氏によるすり鉢です。
顧客から「左利き用のすり鉢を作ってほしい」と頼まれたことから、
あらゆる試作を重ねて、左右どちらの方向に回してもしっかりと櫛目に当たり、
さらに見た目も美しいバランスを追求し続けました。
そして、9年の歳月をかけて完成させたのが、
直線と曲線が混じり合う5つの櫛目による「波紋櫛目(はもんくしめ)」のすり鉢。
見た目の美しさもさることながら、利き手を選ぶことなく、
力を入れなくてもスムーズに摺ることができます。
摩擦力を逃さずにしっかりと摺ることができるため、
左利きの方はもちろんのこと、女性やお年寄りの方にもおすすめです。
山只華陶苑 JUJU mortier すり鉢
http://www.shokunin.com/jp/yamatada/suribachi.html