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我が家での定番となった一陽窯の麺鉢17cmと青龍窯のどんぶり碗。40代も中盤に差し掛かった今、ちょうどよいサイズに感じます。とは言いつつも、江戸時代にご先祖様が食べられていたであろう、大盛りのご飯をたまに楽しんではいるのですが(笑)。お米不足も解消しつつあり、ひと安心です。

一陽窯 麺鉢 17cm
https://www.shokunin.com/jp/ichiyou/menbachi.html
青龍窯 どんぶり碗
https://www.shokunin.com/jp/seiryu/donburi.html

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【食器が割れたら】

毎朝、コーヒーを飲むために愛用していたセラミック・ジャパンの星座マグ。先日、私の不注意によりひびが入ってしまいました。見た目には分からないのですが、大きなひびだったので、液体を入れると漏れ出てしまい、もうマグカップとしては使えません。お気に入りのマグカップだったのでそのショックは大きく、どうにかしてこのマグカップを違う形で使い続けたいと、調べて辿り着いたのが「植木鉢」としての活用法でした。

本来は別の用途で使う容器を園芸用として使う「転職鉢」について書かれた記事を見つけ、早速星座マグの転職先を探すことにしました。マグカップを植木鉢として使うためには、水抜き用の穴をカップの底面にドリルなどで開ける方法もありましたが、私にはハードルが高く感じたので、穴は開けずに頻繁に水やりをしなくてもよい多肉植物を選びました。自宅にあった土と、挿し木して増やした多肉植物をランダムにバランスよく植えていくだけです。私は自宅にあるものだけで試しましたが、水はけのよい多肉植物専用の土を使う方法もあるようですので、お試しになる際はぜひ調べてみてください。

星座マグに多肉植物を植えてみると、星と月、そして多肉植物の持つ「宇宙っぽい」雰囲気が合わさって、まるでほかの惑星のような一体感が生まれました。思い付きで挑戦してみましたが、テーマ性のある作品のような完成となり、とても満足しています。何より大好きな星座マグをこれからも毎日眺めながら暮らせることにひと安心です。

食器としての役目を終えた器たちも、「転職」することで新たな役目を任され、生き生きとするような気がします。ご自宅の食器棚の奥で眠っている使わなくなってしまった食器たち、ひびが入ったり、欠けたりして食事に使うのが難しくなった食器たち。すぐに処分するのではなく、転職させることで第二の人生(食器生?)を送ってもらうことができるかもしれません。

お気に入りのものは、割れたり壊れたりすることが怖く、つい使うのを躊躇してしまいがちです。しかし今回、割れた食器たちにも転職先があることが分かり、お気に入りのものこそ積極的にどんどん使い、割れてしまったとしても長く大切に付き合っていきたいなと思いました。

セラミック・ジャパン 星座マグ
https://www.shokunin.com/jp/ceramicjapan/seiza.html
若松ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/wakamatsu.html

参考資料
https://magazine.cainz.com/article/149263
https://esse-online.jp/articles/-/24006?page=3
https://greensnap.jp/article/3057

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【あたため鍋で作るクラムチャウダー】

ころんとした丸い形が可愛らしい、松山陶工場のあたため鍋。先日の小樽ショールームへの出張の際も、あたため鍋をご愛用のお客様と使い方についての話に花が咲きました。

直火はもちろん、オーブンでの調理も可能なあたため鍋ですが、実は電子レンジも使えるということをご存じでしょうか?秋から冬にかけては、コトコト煮込んで作ったスープがとてもおいしい季節ですが、忙しい朝や手早く料理をしたいときには、電子レンジで下準備をすると時短にもなります。ある程度具材に火を通したら、あとは味をなじませるためにコンロで温めるだけ。たとえばあたため鍋一つで、クリーミーなクラムチャウダーも作れます。

じゃがいも、人参、玉ねぎは1cm角に切り、あたため鍋に入れてふんわりとラップをかけ600Wの電子レンジで5分加熱、取り出したらバターを入れて混ぜ、完全に溶けたら薄力粉小さじ2を加えます。次に250~300mlの牛乳を加え、全体をなじませたら、塩と胡椒、お好みでコンソメを少々。最後にシーフードミックスと角切りにしたベーコンを入れ、時々混ぜながら直火にかけて温めます。スープにとろみがついたら出来上がり。パセリや黒胡椒など、お好きなトッピングでどうぞ!

こんな感じで、あたため鍋の「電子レンジと直火」の合わせ技、いかがでしたでしょうか。ミネストローネや野菜スープも同じように作ることができますので、ぜひご自宅でお試しくださいませ。

松山陶工場 あたため鍋 大
https://www.shokunin.com/jp/matsuyama/
本間数勇商店 わら鍋敷き 小
https://www.shokunin.com/jp/honma/nabeshiki.html
一菱金属 すくいやすく注ぎやすいレードル
https://www.shokunin.com/jp/ichibishi/
輪島キリモト すぎ椀
https://www.shokunin.com/jp/kirimoto/sugi.html

参考レシピ
https://www.kurashiru.com/recipes/47e9c0eb-2dd0-4934-a5c8-a8d60fe747ce