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【山の形の白木のお鷹ぽっぽが加わりました】

山形県米沢市笹野地区に伝わる「お鷹ぽっぽ」は、千数百年来、地元の農家によって受け継がれてきた民芸玩具です。

その歴史は古く、坂上田村麻呂が東征の際に、戦勝祈願として開基した千手観音と共に信仰玩具として興したのが始まりとされています。のちに米沢藩主の上杉鷹山が、鷹の強さと自らの名を重ねたお鷹ぽっぽを、豪雪に閉ざされる冬の副業として生産することを推奨し、その技術は笹野一刀彫として今日まで脈々と受け継がれてきました。

使用するのは樹木の中でも粘り気の強いコシアブラ。サルキリという独特の刃物を用いて、職人があぐらの上で彫り上げます。美しいコシアブラと、思い切りの良い切り口一つ一つに、優美さと愛着が感じられます。

鮮やかな色彩をあえて脱ぎ捨てた白木のお鷹ぽっぽ。アイヌ語で「おもちゃ」を意味する「ぽっぽ」は、暮らしの中でふと目をやりたくなる愛らしい存在です。

山の形 白木のお鷹ぽっぽ
https://www.shokunin.com/jp/yamanokatachi/otaka.html

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【山の形の雪景のラグが加わりました】

山形県東村山郡中山町にて、昭和22年に手織段通工場として創業した穂積繊維工業が製造する「雪景のラグ」。

麻やデニムなどの天然素材を使ったラグを作り続ける工場で、手間暇のかかる製作を支えるのは地元のお母さんたち。一編み一編み、ハンドフックを用いて紡いでいます。

山形の雪景色から着想した雪景のラグは、デニムの耳を生かした程よい柔らかさが特徴。人の集まる空間で使いたい、踏み心地の良い一枚です。

山の形 雪景のラグ
https://www.shokunin.com/jp/yamanokatachi/rug.html

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【大寺幸八郎商店のおおてらのお雛様が加わりました】

彫刻家・とさかますみ氏によるデザイン、原型のお雛様です。現代の生活に合った手のひらサイズのお雛様。小さいながらもロストワックスの精密鋳造により原型を誠実に写し取り、ほっこりとした優しい表情を楽しんでいただけます。

転勤や引越が多い方も、小さいお雛様ならどこへだって一緒に行けるでしょう。海外で初節句をお迎えになるお嬢さんへの贈り物としてもおすすめです。

「なにもなにも ちひさきものは みなうつくし」と清少納言が書いたように、小さく可憐で愛らしいものは、昔から人の心に「かわいい」という温かい気持ちを呼び起こしてくれます。

大寺幸八郎商店 おおてらのお雛様
https://www.shokunin.com/jp/otera/ohinasama.html