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■久しぶりにパンを焼いてみたらふんわり柔らかく出来上がりました。そんなパンを潰さずに綺麗に切れるパン切りはとても重宝しています。何年経っても切れ味は変わらず良い物はいいですね。
山形県 M.Y.様

庖丁工房タダフサ 基本の3本 パン切り
https://www.shokunin.com/jp/tadafusa/houchou.html

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【アメリカ大陸から広まった食材】

今日の料理に欠かせない食べ物の多くが、大航海時代にアメリカ大陸からもたらされたものであることをご存じでしょうか。代表的なものはジャガイモ、トウガラシ、サツマイモ、トマト、カボチャ、カカオなどです。

[ジャガイモ]
中央アンデスの高地に自生しており、アンデスの人々によって、苦味と毒性を持つ原種から栽培種に、長い時間をかけて作り替えられました。寒冷地でも育ち、収穫率も高く、アメリカ大陸では重要な農作物となり、大航海時代にはヨーロッパ諸国にも輸出されていきました。しかし、当時のヨーロッパの人々にはすぐに受け入れられたわけではなく、長らく敬遠されていました。そんなヨーロッパにジャガイモが普及したのは、三十年戦争によって荒廃したプロイセン王国がきっかけです。農地を失い、飢饉が頻発していたため、国王であるフリードリヒ2世は、勅令を出してジャガイモの栽培を奨励しました。ジャガイモを敬遠する民衆に対し、フリードリヒ2世は率先して毎日ジャガイモを食べ、民衆の興味を引きつけるためジャガイモ畑をわざわざ軍隊に警備させたなどの逸話が残っています。その政策が功を奏し、食糧事情の改善に大きな役割を果たし、ドイツ料理に欠かせない食材となりました。

[トマト]
ジャガイモと同じく中央アンデス原産で、ヨーロッパに持ち込まれた際は真っ赤な色合いから毒があると信じられ、観賞用として栽培されました。しかし、飢饉に苦しむイタリアの貧困層で食用にしようと考える人が現れ、200年にも及ぶ開発を経て食用として広まっていきました。特に18世紀末のナポリではパスタと組み合わせて食べられるようになり、その後パスタやピザにトマトが用いられるのが一般化しました。トマトのないイタリア料理は考えられないほど、今では欠かせない食材です。

[トウガラシ]
アンデス山地、アステカ高原に原種があり、ジャガイモやトウモロコシなどを食べるときの調味料として、アメリカ大陸では古くから用いられてきました。紀元前8000年ごろにアンデス高地にて栽培種となってからは、ハバネロ、タカノツメ、パプリカ、ピーマン、シシトウなどのさまざまな種類へと分かれました。大航海時代当時、高値で取引されていたコショウに代わる香辛料として、スペイン人によってヨーロッパに持ち込まれ、スペインで栽培が開始されますが、それ以外のヨーロッパ諸国ではトマトと同様に有毒と信じられ、観賞用にとどまりました。一方アジアでは早い段階で受け入れられ、インドのカレー、中国の四川料理、韓国のキムチなどへと発展していきました。

野菜一つでもさまざまな歴史と密接に関わり合っていることがうかがえます。その結果、各国を代表する多くの食文化が生まれ、世界の食卓を彩っているのです。

※写真は、マチュピチュの段々畑(アンデネス)、ペルーとアルゼンチンで食べたジャガイモの料理です。

じゃがいものガレット
https://jp.shokunin.com/archives/52013924.html
トマトのファルシ
https://jp.shokunin.com/archives/52002546.html

参考資料
http://www.y-history.net/appendix/wh0204-002_4.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/フリードリヒ2世_(プロイセン王)#食料政策
https://ja.wikipedia.org/wiki/トマト#歴史
https://www.chosyu-journal.jp/review/7112
https://www.togarashi.co.jp/blog/2017/08/13/history/

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