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【山一・高野槙の湯桶】

国内外で人気の山一の湯浴みセットに、高野槙(こうやまき)を使った湯桶が加わりました。高野槙は、和歌山県の高野山周辺や、長野県の木曽に自生する日本固有の針葉樹です。木曽五木の一つにも数えられ、古くから水桶や建築資材として重宝されてきたほど、水に強く腐りにくい性質を持っています。

最大の魅力は、お湯を張った瞬間に広がる清々しい香り。ライムのような清涼感のある香りは、一日の疲れを解きほぐし、深い安らぎをもたらしてくれます。高野山では開祖・空海が花の代わりにその枝葉を供えたという言い伝えもあり、古くから人々の心に寄り添ってきた特別な木でもあります。

森の中で湯に浸かっているような、心安らぐくつろぎの時間。リフレッシュとリラックスを同時に叶えてくれる高野槙の香りを、日々の入浴の時間に迎えてみてはいかがでしょうか。こちらの商品は数量限定のため、在庫がなくなり次第、販売終了となります。ぜひこの機会にご検討くださいませ。

山一 高野槙の湯桶
https://www.shokunin.com/jp/yamaichi/yuami.html

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%AD
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0004990701_00000
https://store.at-aroma.com/topics_detail.html?info_id=8037

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【春の香り〜よもぎ】

和菓子屋さんを覗くと若草色のよもぎ餅が並んでいますね!桜餅と一緒に爽やかな春を感じさせてくれます。眺めていると、よもぎを摘んだ幼いころを思い出したり、あんこやきな粉のどちらと合わせようかとか、香ばしく焼いてもいいな〜など、いろいろ想像が膨らみます。やはりここは食べておかねば!しかし日本人にとって、“よもぎ”と聞いて、それ以外に特別感がなぜか湧かない身近な野草。栽培するというよりも雑草としての扱いになることが多いのではないでしょうか?慣れ親しんでいる“よもぎ”ですが、日本では30種類以上、世界では400種類以上存在するそうです。学名はラテン語で「Artemisia(アルテミシア)」、ギリシャ神話で豊穣・多産のシンボルとされる女神にも捧げられたことから、その女神の名前が付けられています。日本でも「和ハーブの女王」と呼ばれているのです。そんなことも知らずにあんこやきな粉と絡めることばかり考えてしまいました。

よもぎの効能としては、食物繊維やクロロフィル、タンニンが豊富なので、血液浄化や造血に効果があるそうです。特にビタミンKが豊富な植物は珍しく、骨粗鬆症が気になる女性にもおすすめの食材です。古くから止血の薬草としても利用され、鼻血や傷口、痔出血などにも効果的だそうです。キク科のアレルギーがある場合は要注意ですが、乾燥肌や肌荒れにも良さそうですし、煎じてお風呂に入れると体を芯から温めてくれ、よもぎの香り成分である「シネオール」はラベンダーやローズマリーと同じ成分を持ち、呼吸器系の改善やリラックス効果があります。中国、韓国では、お灸やよもぎ蒸しも有名ですよね。日本古来の品種ではありませんが、中世ヨーロッパでは「ニガヨモギ」をビールの香り付けに使ったり、禁断のリキュール「アブサン」もニガヨモギから作られていました。

現在日本で流通している80%が中国や韓国からの輸入ですが、国内需要の高まりもあって、国産和ハーブとしてのよもぎが注目されています。自然や地域資源の豊かな熊本産や、美しい里山で作られる京都美山産があり、高原の名水を使って育てる長野の木島平などでも多く作られています。長寿の地・沖縄では「フーチバー」(病気を治す葉っぱ)と呼ばれ、沖縄そばや混ぜご飯に入れて食べられています。現在その抗酸化能力についても研究が進んでいるようです。漢方や韓方でも、3月に採れる若いよもぎは餅や蒸し菓子、よもぎ茶やスープに使い、5月の端午を過ぎて大きく育ったよもぎは、乾かして長期保存することで薬効が高まるとされ、薬として使われるそうです。

今年の春は、骨粗鬆症予防やアンチエイジングという言葉に惹かれて、初めてよもぎ茶を飲んでみました。春の薬草っぽく苦味も少々、ほんのり甘みもあり、やはりその先によもぎ餅を連想してしまう味わいです。思ったほどのクセもなく、とても飲みやすい印象です。今、海外からのお客様には抹茶が大人気ですが、その次は和ハーブ「よもぎ」がくるかもしれませんね。

セラミック・ジャパン モデラート
https://www.shokunin.com/jp/ceramicjapan/moderato.html
80mm 湯のみ
https://www.shokunin.com/jp/80mm/

参考資料
https://www.yomeishu.co.jp/health/4159/
https://www.hannari-salon.com/よもぎ蒸しメニュー/選べる産地別国産よもぎについて
https://www.pref.nara.lg.jp/n128/item312365.html
https://note.com/mugwortmen/n/n618c73c9f80c

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【山桜の話】

今年のお花見の時期は雨が多かったですね。雨で散る桜の姿もそれはそれで美しく、風情を感じます。お花見で見る桜といえばソメイヨシノが圧倒的ですが、日本古来の野生種の山桜は、ソメイヨシノが咲き終わるころから見頃を迎えます。京都の嵐山や奈良の吉野山など、各地に名所があります。

山桜は古来より和歌に詠まれるなど日本人との関わりは古く、ソメイヨシノが広まる明治以前は、桜や花見といえば山桜のことを指していました。山桜は本州・四国・九州の山地に広く分布し、樹高は10~25メートルにもなります。ソメイヨシノは花が先に咲いてあとから葉が出ますが、山桜は花と新葉が同時に出てくるのが特徴です。花は、白から淡い紅色に変わり、赤・黄・茶色の新芽が伸びていく姿はとても華やかです。成熟した葉の裏が白っぽく見えるのも特徴のひとつで、野生種ならではの個体ごとの多様さが、深みのある春の景色を作り出します。

山桜は、工芸の世界でも高い価値を持ち、活用されてきました。浮世絵の版木として使われてきたのも山桜で、木目が細かく、反りや狂いが少ないため、髪の毛のような極細の線を彫っても木が欠けません。木目は美しく、時間とともに淡い色から飴色(赤褐色)へと深まります。秋田県では山桜の樹皮を使った茶筒や小物などの「樺細工」、大館曲げわっぱの「樺綴じ」など、伝統工芸にも生かされています。

ソメイヨシノは江戸末期に生まれた交雑種で、寿命は60~80年ほど。一方、山桜は日本の野生種で、寿命は数百年にも及びます。近年、ソメイヨシノの老木化が課題となるなか、より丈夫で長寿な山桜の再評価が進んでいます。東京では新宿御苑や高尾山などいろいろな場所で美しい山桜を楽しむことができます。悠久の時を生きる山桜に思いを寄せながら、山桜のお花見にも出かけてみてはいかがでしょうか。

藤木伝四郎商店 総皮茶筒
https://www.shokunin.com/jp/denshiro/
東屋 チーズボード
https://www.shokunin.com/jp/azmaya/cheeseboard.html
山一 洗濯板
https://www.shokunin.com/jp/yamaichi/sentaku.html

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤマザクラ
https://www.gov-online.go.jp/eng/publicity/book/hlj/html/202404/202404_00_jp.html