2015年06月

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世界に一つだけ、お名前入りの漆器の贈り物はいかがですか?

漆器は英語で「ジャパン」と呼ばれるように、まさに日本を代表する器のひとつ。
京都は大徳寺前に店舗を構える「なちや」は、
伝統的漆器の製法である本漆塗り・木製・手作りにこだわりつつも、
現代の食卓でも活躍できるモダンデザインと使いやすさにこだわった漆器を製作しています。

職人が手作りする手描き名入れ椀は、漢字の場合は篆書体(てんしょたい)で、
ひらがなやカタカナの場合はかわいい感じでお名前を入れることができ、
普段使いはもちろん、お子様のお誕生日やお食い初めの贈り物としても大変喜ばれています。

こちらの商品はオーダーメイドとなりますので、通常3週間程度お待ちいただく形になります。
プレゼントなどでお求めの際は、お早めにご注文くださいませ。

なちや 手描き名入れ椀
http://www.shokunin.com/jp/nachiya/orderwan.html

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職人.comがある京都市西陣エリアには、
このような味わい深い日本家屋が歩き切れないほど広範囲に点在しています。
いくつかはカフェなどになっていますので、お気軽にご入店していただけます。

当店ショールームはちょうど西陣の入り口に当たる堀川今出川付近になりますので、
ぜひ観光ついでにお越しくださいませ。
http://www.shokunin.com/jp/etc/shop.html

こんにちは。職人.com運営者の櫻井です。
さて、18日間の中央アジアの旅から帰国しました。
今回は色々と悩んでいたこともあり、思い切って旅に出ました。
その結果、大変良い気付きがありましたので書かせていただきたいと思います。

私はこれまで121カ国・地域を旅してきましたが、
今回訪れたタジキスタンなど、平均年収が数万円という国もたくさん見てきました。
これまでずっと、日本人よりもっと困っている彼らのためにも
何かをしなければと強迫観念のように感じていたように思います。

しかしながら、もし本当に自分たちの文化を次世代へ繋ごうと思えば、
やはりそこに住む人たち自身が「何とかしなければ」と動かない限り、
本物の動きにならないのではないかと思うようになりました。

もちろん、その動きを起こすきっかけを与えられている、
共に物作りを行う先進国の方々には心より敬意を表しますし、
途上国の人々にとって日々の糧を得られる大変価値ある活動だと思います。

ですが当社がすべきことは、
彼らのロールモデルとなるべく、
彼らに憧れられる存在となるべく、
「自国の職人から世界企業をつくっていくこと」だと思いました。

私自身が心地よいと感じたシアトルやダブリンにではなく、
やはり世界に冠たる影響力を持つパリやニューヨークにショールームを開設していくことで、
初めて世界をより良い方向へ変えられる大きな力になると考え方を改めました。

数年間悩み続けてきましたが、
自国の文化を大事にしていく「本物の流れ」をつくるにはこれしかないという確信が、
今後も変わらず後押ししてくれると信じています。

いつも温かく見守っていただき、心より感謝いたします。
今後とも、日本製工芸品のオンライン通販、職人.comをどうぞよろしくお願いいたします。
http://www.shokunin.com/