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【マーラーカオ(馬拉糕)】

スーパーやコンビニでも見かける中華風蒸しカステラのマーラーカオ(馬拉糕)は、中国の広東地方やマレーシアが起源といわれており、日本へは江戸時代に中国から伝わりました。中国語で「馬拉」はマレーシアを、「糕」はケーキを表していて、中国では点心(軽食)として愛されています。

作り方には色々なバリエーションがありますが、日本の市販品ではレーズンを入れたものも人気です。フワフワとしていながらしっとりとした食感が大好きという方も多いでしょう。

今日は山一の中華せいろを使って、大きなマーラーカオを作ってみました。竹製の蓋は蒸気を程よく逃がしてくれるため、蓋の裏に水滴ができにくく、蒸している最中のマーラーカオに水滴が落ちることを防いでくれます。丸くふんわりとした出来立てをせいろから取り出すと、何とも言えない幸せな気持ちが広がります。

山一 中華せいろ
https://www.shokunin.com/jp/yamaichi/seiro.html
中村銅器製作所 段付き鍋
https://www.shokunin.com/jp/nakamuradouki/seiro.html#dan
庖丁工房タダフサ 基本の3本 パン切り
https://www.shokunin.com/jp/tadafusa/houchou.html
動画
https://www.youtube.com/watch?v=Sy8Et4BvC68

参考資料:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%AA
https://hanarima-heart.com/real-chaina-bread/(レシピ)



【玉子焼鍋で作るホットサンド】

サンドウィッチの色鮮やかな断面を見ると、何となくウキウキとした気分になる方も多いのではないでしょうか?

トマトの赤、スクランブルエッグの黄色、アボカドやきゅうりの緑といったフレッシュな色彩の具材は、目や口を幸福にしてくれながら、身体が必要とする栄養も美味しく届けてくれます。

例えば卵は良質のたんぱく源であり、人間の体内で合成できない9つの必須アミノ酸を含んでいます。他にもビタミンやミネラルを含むトマトやレタス、脂質を含むベーコンやマヨネーズを具材に選ぶことで、完全とは言えませんが、栄養が豊富な食事バランスに近付くことができます。

昨今キャンプやバーベキューといったアウトドアでは、専用の調理器具で作るホットサンドも人気です。ご家庭ではホットサンドメーカーの代わりに、バターを引いた玉子焼鍋で色よく焼いたトーストでお好みの具材を挟み、ターナーでしっかりとプレスしたら、ホットサンドの出来上がりです。

パンだけでなく、重ねた具材も一緒にスッと切れる、庖丁工房タダフサのパン切りも、この機会にぜひお試しくださいませ。

[材料]
食パン 2枚
バター
玉子 2個
とろけるチーズ
お好みの野菜
トマト
ザワークラウト
マヨネーズ
チリソース

[作り方]
1. 溶いた玉子にとろけるチーズを入れてスクランブルエッグを作り、取り出しておく。ハムや野菜など、お好みの具材を準備する。
2. 玉子焼鍋にバターを引き、食パンに焼き色が付くまで焼く。
3. もう1枚の食パンも同じように焼いたら、マヨネーズを塗り、なるべく厚さが均等になるように具材を置いて、最初に焼いた食パンで蓋をする。
4. ターナーでホットサンドを上からプレスする。
5. また板に移し包丁でカットする。
6. お好みでチリソースやマヨネーズをかける。

中村銅器製作所 玉子焼鍋
https://www.shokunin.com/jp/nakamuradouki/tamagoyaki.html
庖丁工房タダフサ 基本の3本 パン切り
https://www.shokunin.com/jp/tadafusa/houchou.html

参考資料:
https://www.jz-tamago.co.jp/customer/atoz/data/a2z00016737/
https://atbread.com/panshokunin/1706/

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ルナ01

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【時の流れを見つめる・真鍮鋳肌の掛け時計】

北半球では、昼が最も短く夜が最も長い「冬至」からもうすぐ2カ月が過ぎようとしています。春は名ばかりと言いたくなるような寒い日もありますが、日ごとに長くなる昼の時間や、時折眩しくなる太陽の光に、やがて来る美しい春の息吹を感じます。ふと掛け時計を見上げれば、時計の針から落ちた影が、過ぎゆく時を指し示しています。

時計の歴史は紀元前4000年のエジプトに端を発するといわれ(紀元前3000年という説もあります)、地上に真っ直ぐ立てたグノモンという投影棒による影の位置や長さでおおよその時刻を割り出す、いわゆる「日時計」が人類が考え出した最初の時計でした。エジプトは北半球にあるため、太陽は東から昇り、南を経由して西に沈みます。反対に南半球では、太陽は東から昇り北を通って西に沈みます。そのため北半球では日時計の針は右回りに、南半球では左回りに移動することになります。もし南半球で時計が発明され発達していたら、時計の針は左回りになっていたかもしれません。

FUTAGAMIの真鍮鋳肌の掛け時計は、季節によって変わる陽の光とそれによってできる影の表情に着目し、時間の経過を愛おしむ生活をコンセプトとして製作されました。光と影によって作り出される時の流れを見つめれば、流れゆく時間の愛おしさが春の光のようにじんわりと優しく感じられることでしょう。

FUTAGAMI 真鍮鋳肌の掛け時計
https://www.shokunin.com/jp/futagami/tokei.html

参考資料:
https://museum.seiko.co.jp/history/nature/
https://nzlife.net/archives/7445